378:名無しNIPPER[sage saga]
2017/05/23(火) 12:36:10.96 ID:JcVHvI7Q0
〜〜〜
「はぁ...はぁ...はぁ...」
苦虫を噛みつぶしたような顔をしながら、ミラージュは逃げ果せた駅の
379:名無しNIPPER[sage saga]
2017/05/23(火) 12:36:48.36 ID:JcVHvI7Q0
第二十五話 最後の一人
〜401研究室〜
380:名無しNIPPER[sage saga]
2017/05/23(火) 12:37:22.89 ID:JcVHvI7Q0
「先生、まずは先に俺から話しても良いですか?」
「構いませんよ」
「よし。佐野、お前は何から聞きたい?」
381:名無しNIPPER[sage saga]
2017/05/23(火) 12:37:59.07 ID:JcVHvI7Q0
「さて、仲村君。本当にいいんですか?」
「ああ、俺が東條のデッキを使うことですか?」
「ええ。本来なら君はタイガよりもオルタナティブの方が使い慣れている」
382:名無しNIPPER[sage saga]
2017/05/23(火) 12:38:41.26 ID:JcVHvI7Q0
「先生。前にお話ししたとおりです。俺は自分の意見を曲げません」
感傷を振り払うように仲村は香川に意見を言わせる事なく、かねてから
考えていた自らの策を香川へと述べ始めたのだった。
383:名無しNIPPER[sage saga]
2017/05/23(火) 12:39:11.82 ID:JcVHvI7Q0
仮に仲村の仮説を正しいと仮定した上で、その仮説を自分達が100%
実現させなければならないときに何を知り、その上で何を調整しなければ
ならないのかを仲村は頭に入れていない。
384:名無しNIPPER[sage saga]
2017/05/23(火) 12:39:40.28 ID:JcVHvI7Q0
〜〜
「お前、また来たのか...」
呆れたように呟く仲村だったが、その隣では香川が驚いたように
385:名無しNIPPER[sage saga]
2017/05/23(火) 12:40:15.72 ID:JcVHvI7Q0
「城戸さん。いいか...落ち着いて聞いてくれ」
「実は、俺は昨日その秋山蓮って奴に会ったんだ」
「本当か!どこで会ったんだよ?」
386:名無しNIPPER[sage saga]
2017/05/23(火) 12:40:46.15 ID:JcVHvI7Q0
「待ちなさい」
しかし、今まで沈黙を保っていた香川の一声に真司は足を止め、背後を
振り返った。
387:名無しNIPPER[sage saga]
2017/05/23(火) 12:41:13.12 ID:JcVHvI7Q0
〜〜
香川の電話を受け、急いで考え事を切り上げ研究室に戻った満の視界に
懐かしい相手の姿が飛び込んできた。
485Res/614.50 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20