374:名無しNIPPER[sage saga]
2017/05/23(火) 12:33:17.09 ID:JcVHvI7Q0
〜線路沿いの道路〜
自宅へ帰る道を歩きながら、仲村創はポケットの中にあるタイガの
デッキを固く握りしめていた。
375:名無しNIPPER[sage saga]
2017/05/23(火) 12:33:45.22 ID:JcVHvI7Q0
〜ミラーワールド〜
落日のミラーワールドにおける今回の戦場となった場所は、広大な
面積を持つ線路だった。
376:名無しNIPPER[sage saga]
2017/05/23(火) 12:34:14.38 ID:JcVHvI7Q0
「....」
「....」
この時点で、互いに残されたカードは残り四枚。
377:名無しNIPPER[sage saga]
2017/05/23(火) 12:35:19.13 ID:JcVHvI7Q0
「Final vent」
デストワイルダーが奇襲攻撃を行い、タイガの元へと相手を引きずり
デストクローを腹部や背中に突き立てるクリスタルブレイクは技の特性上、
378:名無しNIPPER[sage saga]
2017/05/23(火) 12:36:10.96 ID:JcVHvI7Q0
〜〜〜
「はぁ...はぁ...はぁ...」
苦虫を噛みつぶしたような顔をしながら、ミラージュは逃げ果せた駅の
379:名無しNIPPER[sage saga]
2017/05/23(火) 12:36:48.36 ID:JcVHvI7Q0
第二十五話 最後の一人
〜401研究室〜
380:名無しNIPPER[sage saga]
2017/05/23(火) 12:37:22.89 ID:JcVHvI7Q0
「先生、まずは先に俺から話しても良いですか?」
「構いませんよ」
「よし。佐野、お前は何から聞きたい?」
381:名無しNIPPER[sage saga]
2017/05/23(火) 12:37:59.07 ID:JcVHvI7Q0
「さて、仲村君。本当にいいんですか?」
「ああ、俺が東條のデッキを使うことですか?」
「ええ。本来なら君はタイガよりもオルタナティブの方が使い慣れている」
382:名無しNIPPER[sage saga]
2017/05/23(火) 12:38:41.26 ID:JcVHvI7Q0
「先生。前にお話ししたとおりです。俺は自分の意見を曲げません」
感傷を振り払うように仲村は香川に意見を言わせる事なく、かねてから
考えていた自らの策を香川へと述べ始めたのだった。
383:名無しNIPPER[sage saga]
2017/05/23(火) 12:39:11.82 ID:JcVHvI7Q0
仮に仲村の仮説を正しいと仮定した上で、その仮説を自分達が100%
実現させなければならないときに何を知り、その上で何を調整しなければ
ならないのかを仲村は頭に入れていない。
384:名無しNIPPER[sage saga]
2017/05/23(火) 12:39:40.28 ID:JcVHvI7Q0
〜〜
「お前、また来たのか...」
呆れたように呟く仲村だったが、その隣では香川が驚いたように
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