358:名無しNIPPER[sage saga]
2017/05/23(火) 12:24:42.93 ID:JcVHvI7Q0
「あっ!優衣ちゃ...」
蓮のことが心配になってその後をつけてきた城戸真司と手塚海之は
涙で顔をグシャグシャにした優衣を見て、蓮の恋人が死んでしまった事を
359:名無しNIPPER[sage saga]
2017/05/23(火) 12:25:11.29 ID:JcVHvI7Q0
〜〜〜
「ここは、小学校?」
ライドシューターから戦いの場所に降り立ったライアが目にしたのは
360:名無しNIPPER[sage saga]
2017/05/23(火) 12:25:43.35 ID:JcVHvI7Q0
第二十三話 エンド・オブ・ワールド
神崎士郎から送られた今回のバトルフィールドの情報を瞬時に理解した
ゾルダは迷う事なく校舎側へと猛然と駆け出していった。
361:名無しNIPPER[sage saga]
2017/05/23(火) 12:26:12.41 ID:JcVHvI7Q0
(よし、かかった!)
ライアにはガードベントがない。
故に、多方向からの攻撃を防ぐには自らの契約獣を呼び出して上空へと
362:名無しNIPPER[sage saga]
2017/05/23(火) 12:26:42.95 ID:JcVHvI7Q0
〜〜
エビルダイバーがライアの安全を確認し、その姿を消したと同時に
ライアは膝を床につけて荒い息を吐き出した。
363:名無しNIPPER[sage saga]
2017/05/23(火) 12:27:09.60 ID:JcVHvI7Q0
〜廃校舎 一階〜
ライアが着実に自分の戦いやすいフィールドを作り上げる中、ゾルダは
一階にある図工室と家庭科室と職員室を忙しく往復し続けていた。
364:名無しNIPPER[sage saga]
2017/05/23(火) 12:27:36.08 ID:JcVHvI7Q0
「問題は隠す場所なんだけど、隣の教室で良いか」
自分の隣の教室の上から聞き慣れた轟音を耳にしたゾルダは素早く
今まで自分がいた教室から飛び出し、ライアがやってきたと思われる
365:名無しNIPPER[sage saga]
2017/05/23(火) 12:28:07.00 ID:JcVHvI7Q0
「Final vent!」
二階から飛び降りたライアがつい先程自分が開けた大穴から、自爆
覚悟の特攻を仕掛けてきたのだった。
366:名無しNIPPER[sage saga]
2017/05/23(火) 12:28:33.54 ID:JcVHvI7Q0
「何をしている?早くトドメを刺せ」
未だに苦悶の叫びを上げ続けているゾルダを冷酷に見下ろしながら
神崎士郎は呆然と立ち尽くすライアに決着をつけるよう促す。
367:名無しNIPPER[sage saga]
2017/05/23(火) 12:29:00.08 ID:JcVHvI7Q0
〜〜
ゾルダを背負い、校舎から飛び出したライアは無我夢中で空に叫ぶ。
「くっ!神崎!どういうことだ!これはルール違反じゃないのか!」
485Res/614.50 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20