111:名無しNIPPER[sage saga]
2017/04/24(月) 13:08:52.62 ID:WOJJWRsc0
(この図書館は二階建だから...隠れる場所は本当に少ない)
(俺がモンスターなら...)
ちらりと見えたバズスティンガーの得物は弓だった。
112:名無しNIPPER[sage saga]
2017/04/24(月) 13:09:31.27 ID:WOJJWRsc0
「うおおおおおおお!!」
蜘蛛の糸が絡まった右手の刀を体勢が整っていないソロスパイダーに
叩き付け、その結果としてソロスパイダーの左足は半分ちぎれかけた。
113:名無しNIPPER[sage saga]
2017/04/24(月) 13:10:08.18 ID:WOJJWRsc0
「いいか。俺の前を歩け。お前は盾だ。俺の盾代わりになれ」
言葉が通じたかどうかは理解できないが、うなり声を上げたもう一体の
契約獣は特にその命令に逆らうことなくゆっくりと前を歩き出した。
114:名無しNIPPER[sage saga]
2017/04/24(月) 13:10:50.38 ID:WOJJWRsc0
「出やがったな!」
床で悶えるアビスラッシャーの右腕から刀をもぎ取ったアビスは
自動ドアの前に陣取る弓を構えたバズスティンガーの元へと猛然と
115:名無しNIPPER[sage saga]
2017/04/24(月) 13:11:22.86 ID:WOJJWRsc0
「Strike vent!」
右手にアビスクローが装着される。
116:名無しNIPPER[sage saga]
2017/04/24(月) 13:11:50.62 ID:WOJJWRsc0
〜〜
二体のミラーモンスターとの激闘を制した満は、図書館の近くの
ラーメン店に足を運んでいた。
117:名無しNIPPER[sage saga]
2017/04/24(月) 13:12:18.26 ID:WOJJWRsc0
「お客さん!お客さん!ラーメン出来てるよ!」
「あっ、はい!すいません」
118:名無しNIPPER[sage saga]
2017/04/24(月) 13:12:56.25 ID:WOJJWRsc0
〜北岡弁護士事務所〜
「はい。こちら北岡弁護士事務所です」
「ああ〜。お待ちしておりましたよ。さ、こちらへどうぞ」
119:名無しNIPPER[sage saga]
2017/04/24(月) 13:13:39.96 ID:WOJJWRsc0
「私は全く悪くないんですよ。注意せずに飛び出したあのガキが悪い」
「信号は点滅していたとは言え、青だった。証拠だってある」
120:名無しNIPPER[sage saga]
2017/04/24(月) 13:14:11.13 ID:WOJJWRsc0
その後、二時間の綿密な打ち合わせにより、自分の勝利を確信した
依頼人は意気揚々と秀一のオフィスを後にしたのだった。
「ふーっ。あー胸くそ悪くなるなぁ」
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