115:名無しNIPPER[sage saga]
2017/04/24(月) 13:11:22.86 ID:WOJJWRsc0
「Strike vent!」
右手にアビスクローが装着される。
「発射ァアアアアアアアアアアアアアアッ!!!」
膨大な水が高水圧により一条の光線のように束ねられ放たれる。
それはレーザーガンのように真っ直ぐに、狙いを外すことなく
バズスティンガーの心臓を貫き、その勢いで胴体を真っ二つにした。
爆散するミラーモンスターの身体から魂のような塊が立ち上る。
「〜〜〜〜〜〜♪」
アビスラッシャーは機嫌良くそれを空中でキャッチし、口の中に
突っ込んでムシャムシャと食べ始めた。
もし、あの光がミラーモンスターが今まで食べた人達の命の輝き
だとしたら?
そんな可能性が、ふと満の中に湧き上がってきた。
「お前らなんか...ずっと鏡の中に閉じこもってりゃ良いのに」
嫌悪感をあらわにしたアビスは、自分の身体から立ち上る粒子を認め、
自分に残された時間がないことを悟り、ミラーワールドから立ち去った。
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