112:名無しNIPPER[sage saga]
2017/04/24(月) 13:09:31.27 ID:WOJJWRsc0
「うおおおおおおお!!」
蜘蛛の糸が絡まった右手の刀を体勢が整っていないソロスパイダーに
叩き付け、その結果としてソロスパイダーの左足は半分ちぎれかけた。
「ぎしゃああああああああ!!!」
身動きが取れず、足から血を撒き散らしたソロスパイダーは必死に
目の前のアビスから逃げようと必死になった。
「Advent!」
床に倒れ、悶え苦しむソロスパイダーのもう一本の足を今度は失敗
することなくたたき切ったアビスは容赦なくアビスハンマーを召喚した。
「しゃあああああああ!!」
約10日ぶりのご馳走にアビスハンマーは歓声を上げながら貪り始めた。
「ぎぃっ?!ぎぎぎっぎぎぎぎぎ〜〜〜〜〜〜!」
物凄い悲鳴を上げながら頭を貪られるソロスパイダー。
「そこで満足するまで喰ってろ」
吐き捨てるように契約獣に声をかけた満は、階段を注意深く降りた。
そして制限時間が迫る中、図書館の中に未だに残っている蜂型の
ミラーモンスターを探し始めた。
(カードは残り3枚。だけど負ける気はしない)
自動ドアの前に立つ。自動ドアはアビスを迎え入れた。
「Advent!」
もう一枚のアドベントをバイザーに挿入する。
「....」
背後からもう一体の契約獣アビスラッシャーが姿を現す。
485Res/614.50 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20