114: ◆TEm9zd/GaE[sage saga]
2019/03/09(土) 19:47:28.18 ID:XWj0qJN60
部活動説明会はつつがなく終了。
部活が始まり新入生をまつ。
さて、説明会の釣果は……。
115: ◆TEm9zd/GaE[sage saga]
2019/03/09(土) 19:48:21.51 ID:XWj0qJN60
………………
…………
……
116: ◆TEm9zd/GaE[sage saga]
2019/03/09(土) 19:49:27.91 ID:XWj0qJN60
…………。
つまりは、その、なんだ……。
ほんとは内気だけど、それがコンプレックスだから見栄をはってるってこと?
117: ◆TEm9zd/GaE[sage saga]
2019/03/09(土) 19:50:21.86 ID:XWj0qJN60
先輩の告白に頭を鈍器で殴られたような錯覚を覚えた。
ギャル「私と同じ人を好きになって、私と同じような表情をして……でもね、気づいちゃった、それは私と“似た”なの。同じ“ような”なの。決して同じじゃないね」
118: ◆TEm9zd/GaE[sage saga]
2019/03/09(土) 19:51:24.36 ID:XWj0qJN60
ギャル「……」
先輩は私の返事を聞き.切なげに顔を伏せた。
119: ◆TEm9zd/GaE[sage saga]
2019/03/09(土) 19:52:12.52 ID:XWj0qJN60
女教師「ちょっとあなたたち!!」
女「へ――?」
120: ◆TEm9zd/GaE[sage saga]
2019/03/09(土) 19:53:22.70 ID:XWj0qJN60
その後、何をしたのか覚えていない。
気づけば放課後になっていた。
121: ◆TEm9zd/GaE[sage saga]
2019/03/09(土) 19:53:53.82 ID:XWj0qJN60
お嬢様を無視して立ち上がる。
やけに現実味のない光景に、ふわふわとした足取り。
それでも足は重く、きりきりと痛むお腹は、これが――こんなのが現実だと突きつけてくる。
糞みたいだね。
122: ◆TEm9zd/GaE[sage saga]
2019/03/09(土) 19:55:26.25 ID:XWj0qJN60
――――――
――――
――
万華鏡の中に私はいる。
123: ◆TEm9zd/GaE[sage saga]
2019/03/09(土) 19:55:56.09 ID:XWj0qJN60
ふいにお姉ちゃんがこちらを向いた。
その顔は冷めたものに変わっていた。
「―――、―――?」
124: ◆TEm9zd/GaE[sage saga]
2019/03/09(土) 19:57:59.20 ID:XWj0qJN60
………………。
…………。
……。
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