896: ◆8zklXZsAwY[saga]
2019/05/06(月) 22:29:28.05 ID:kdA8uLchO
『正直、感謝してるんだ、君が来てくれて』
897: ◆8zklXZsAwY[saga]
2019/05/06(月) 22:30:34.35 ID:kdA8uLchO
じっと眼を凝らすと、違和感が眼にはいった。セーフルームの入口、スライド式のドアがある場所、肩の高さくらいの位置、セーフルームの内部は別電源による照明によって薄暗く照らされているのだが、そこだけ暗闇の濃度が違った、まるで外との通り道ができてるいるみたいに……
何よりも頑丈なはずの壁に穴が開いていた。そこからリボルバーが現れ、そして腕が伸びる。
898: ◆8zklXZsAwY[saga]
2019/05/06(月) 22:31:43.03 ID:kdA8uLchO
復活した下村がはじめに眼にしたのは、自身を見下ろしている戸崎だった。
思わず、「あ……」という声が洩れる。田中との戦闘に敗れたことを嫌でも思い知る。戸崎の表情から感情がまったく読み取れないのは、失望しているからだろうか……、
899: ◆8zklXZsAwY[saga]
2019/05/06(月) 22:32:26.55 ID:kdA8uLchO
下村「くそっ」
下村ひとりの力では手錠を外すことは叶わなかった。
900: ◆8zklXZsAwY[saga]
2019/05/06(月) 22:33:50.36 ID:kdA8uLchO
李奈緒美はあてもなく廊下を彷徨っていた。
田中の捕獲、佐藤の侵入、甲斐の逃亡、めまぐるしい事態の展開に惑わされ、そして銃撃戦が始まった。
901: ◆8zklXZsAwY[saga]
2019/05/06(月) 22:35:16.79 ID:kdA8uLchO
暗闇を切り裂くように一発の銃弾が飛んできた。
田中の肩から血が飛び散り、つながれていた手が離された。
902: ◆8zklXZsAwY[saga]
2019/05/06(月) 22:35:57.38 ID:kdA8uLchO
佐藤「いいよ!」
903: ◆8zklXZsAwY[saga]
2019/05/06(月) 22:39:44.45 ID:kdA8uLchO
永井たちが社長室に進入する。三人がそれぞれ三方向をクリアリングし、佐藤の姿はないと確認する。
最初に気づいたのは、中野だった。
904: ◆8zklXZsAwY[saga]
2019/05/06(月) 22:40:26.59 ID:kdA8uLchO
永井「だめだ、失敗だ」
905: ◆8zklXZsAwY[saga]
2019/05/06(月) 22:41:16.77 ID:kdA8uLchO
『永井君』
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