74:名無しNIPPER
2016/12/17(土) 19:07:10.28 ID:wE4VPC8M0
お待たせしましたー。今夜9時ごろに4話が更新できると思いまーっ
75:名無しNIPPER
2016/12/17(土) 21:16:58.18 ID:wE4VPC8M0
第4話:二人はnot friendly
76:名無しNIPPER
2016/12/17(土) 21:18:22.43 ID:wE4VPC8M0
「ワンツースリーフォー、ファイブシックスセブンエイ」
御白プロダクションのあるレッスンルーム、緑ストライプのトレーニングウェアを着た女性が、リズムを刻みながら二人のアイドルのダンスレッスンをしていた。
「はい決めポーズ!……よし、だいぶ様になってきたな。これなら来週のミニライブには間に合いそうだ」
77:名無しNIPPER
2016/12/17(土) 21:20:02.78 ID:wE4VPC8M0
「…わざわざ連れ出して、何ですか。と聞くまでもないですよね」
「バグスターの事?」
「ああ、昨日キミ達と別れた後、少し調べてね。
78:名無しNIPPER
2016/12/17(土) 21:21:13.75 ID:wE4VPC8M0
「さあ?ボクは話を聞いただけさ」
「ともかく、私は文香さん…いえ、ここにいるアイドル全員が私にとって大切な仲間です。それを害するバグスターは、許せません。
だから、戦います。あなたはどうなんですか飛鳥さん、戦う理由はあるんですか」
79:名無しNIPPER
2016/12/17(土) 21:23:49.81 ID:wE4VPC8M0
―――…
「っと!」
「きゃっ!」
80:名無しNIPPER
2016/12/17(土) 21:25:49.02 ID:wE4VPC8M0
「ふぅ」
紗南は机の下に潜り込むと、一息つく。
「…ぁぅ」
81:名無しNIPPER
2016/12/17(土) 21:26:59.17 ID:wE4VPC8M0
「話は聞かせてもらったよ」にゅっ
「ひいぃっ!?」
飛鳥がレベル1の姿のまま、机を覗き込んできた。
82:名無しNIPPER
2016/12/17(土) 21:29:00.04 ID:wE4VPC8M0
―――…
「キリがありません…」
「全くだ、本体に攻撃が届かないね」
83:名無しNIPPER
2016/12/17(土) 21:32:11.20 ID:wE4VPC8M0
「…ヴヴヴゥ……」
二人の眼前で怪人を形作っていくバグスター粒子は、デスボイスのような重低音の唸り声をあげなら二人を睨み付けた。
体中にチェーンやトゲを巻き付け、顔はコープス・メイクのような白黒…さながらヘヴィメタルバンドのメンバーのような風体を持つ獣人の怪物であった。
84:名無しNIPPER
2016/12/17(土) 21:33:57.64 ID:wE4VPC8M0
飛鳥はデュアライザーのAボタンを押し、変形したクレイモアをブンと振るう。
「相手は高速移動ができる。となれば、当然スタイリッシュアクションゲームのボクの方が適任だろう
援護、よろしく頼むよ」
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