93: ◆TPk5R1h7Ng[saga]
2016/08/07(日) 23:03:05.36 ID:NwoHXpb/o
●いつかめ
俺「予想はしてたが……こりゃまたとんでもねぇなぁ………」
出発から五日目。俺は…目的地である、宇宙の最果てへと辿り着いた。
94: ◆TPk5R1h7Ng[saga]
2016/08/07(日) 23:15:20.80 ID:NwoHXpb/o
●ほしくず
輝く数多の星々と…有機物とも無機物とも取れない幾つもの白い塊……それが、解体された虚獣の欠片である事はすぐに判った。
そして…レミは、その中央に居た。
95: ◆TPk5R1h7Ng[saga]
2016/08/07(日) 23:18:02.13 ID:NwoHXpb/o
●あらがい
俺「しっかし…あれだよな。スピリットの能力がなまじ便利過ぎたもんだから、俺達…完全に依存しちまってたよな」
96: ◆TPk5R1h7Ng[saga]
2016/08/07(日) 23:29:28.29 ID:NwoHXpb/o
旋回しながら尻尾を避け…その一本に向けて鉤爪を振り下ろす俺。
だが、その切っ先が尻尾を掠めた……その瞬間。
97:名無しNIPPER[sage]
2016/08/08(月) 06:27:30.07 ID:S/YtMsIDO
そいやぁ、正体不明が一人?一体居たっけな…乙
98: ◆TPk5R1h7Ng[saga]
2016/09/03(土) 20:04:30.28 ID:BKmQ0ZLDo
●もくてき
俺「にしても…もうちょっとくらい手加減出来ねぇのか?」
レミ「しようと……しるんだけど…これが限界…っ……」
99: ◆TPk5R1h7Ng[saga]
2016/09/03(土) 20:14:34.23 ID:BKmQ0ZLDo
●うんめい
操られているレミが、それに抗いきれずに黒い線で攻撃して来る事…そこまでは当然、想定内だった。
そして…その迎撃により、俺の腕が切り落とされてしまう…と言う事態も、遺憾ながら想定内。
100: ◆TPk5R1h7Ng[saga]
2016/09/03(土) 20:21:13.13 ID:BKmQ0ZLDo
俺「………は?」
レミの言葉を聞き…俺は思い違いに気付いた。
101: ◆TPk5R1h7Ng[saga]
2016/09/03(土) 20:29:20.28 ID:BKmQ0ZLDo
●おもわく
レミの放った黒い線により、真っ二つに分断されるダークチェイサー達。
102: ◆TPk5R1h7Ng[saga]
2016/09/03(土) 20:36:45.54 ID:BKmQ0ZLDo
俺「何だよそれ…訳判んねぇよ!だってよぉ…アーカイブはあの後修復したって言ったじゃねぇか!!」
往生際悪く…俺は食い下がる。
103: ◆TPk5R1h7Ng[saga]
2016/09/03(土) 20:47:42.09 ID:BKmQ0ZLDo
●げんいん
全ての…終焉を齎す者との戦いに終止符を打つべく、解き放たれたダークチェイサー達。
逃げる事も迎撃する事も適わない全方位からの攻撃が、余す事無くレミに襲い掛かり……後は、その結末を見届けるのみ。
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