101: ◆TPk5R1h7Ng[saga]
2016/09/03(土) 20:29:20.28 ID:BKmQ0ZLDo
●おもわく
レミの放った黒い線により、真っ二つに分断されるダークチェイサー達。
だが……それらは分断されて尚、再び新たな形…球体となりレミに迫る。
分断されては再形成を行い…時に自ら分裂しながら、レミとの距離を縮めるダークチェイサー。
そして、ついにはレミの眼前にまで迫り……その形態を、球状から針状へと変化。
逃げ場の無い全方向からレミを取り囲み………
後は、中心…レミに向けてそれを収縮させるだけ。
それで決着がつく……
その筈だったのだが………
正体不明の違和感に襲われ、俺は最後の一手を打てずに居た。
レミ「…何?どうしたの?早くしてよ!!」
俺「いや、待ってくれ……何か…何か変なんだ。何て言うか、こう………間違ってるような……」
戸惑い…迷いながら足踏みする俺。
そして、その違和感の正体は……思いも寄らない相手から明かされる事となった。
光の核『汝の願いは…適わぬ』
俺「………はっ?…って、久しぶりに出てきたと思ったら……いきなり何言ってんだ!?」
………いや、これは嘘だ
闇の核『貴方自身…気付いて居る筈です。いえ…確信を持たないまでも、片鱗を掴んでいる筈です』
そう…俺は気付きかけている……あと一歩で気付く所まで来て居る。
だが………その一歩を踏み込む事を、戸惑っているだけだ。
目を逸らしている…知る事から逃げている…その事を思い知った上で………
光の核『あの者を…アーカイブから蘇らせる事は出来ぬ』
現実を突き付けられた
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