モバP「世界中にヒーローと侵略者が現れた世界で」part13
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7: ◆GPqSPFyVMNeP[sage]
2016/05/07(土) 09:52:55.03 ID:AfaEDJBVO

 人の群れをかき分けてようやく見つけたカースは既にそれなり以上に成長しており、対処する間に別のカースがそれなり以上に育つ……地獄への螺旋階段めいた負のスパイラルだ。
 全日程が終わった後、疲労困憊・満身創痍のゾンビーと化した男性アイドルヒーロー達は、死んだマグロの目で言葉少なに安ビールを呷るだけであったという。

(……うん、やっぱりイベントは楽しまなくっちゃ!)
以下略 AAS



8: ◆GPqSPFyVMNeP[sage]
2016/05/07(土) 09:56:27.03 ID:AfaEDJBVO

「そういうことじゃなくて。私たち結構がんばって、カースが育ちきらないうちに仕留めてきたじゃないですか」

《ああ、洋子のおかげで……いや待て、それなら何で、あれだけ育つ余裕があったんだ? 確かに芽のうちに見つけて、潰してきたんだ》

以下略 AAS



9: ◆GPqSPFyVMNeP[sage]
2016/05/07(土) 09:59:31.57 ID:AfaEDJBVO

 まだ間に合う。怠惰の毒に身をゆだねてしまう前に、再び繋がりを取り戻すのだ! 洋子は手を伸ばす。
 だが、見よ。彼女の前方数十メートル、ヨタヨタと歩いてくる無数の人影……黒い泥の、半ば崩れたグロテスクな人型はカース。
 そして、おお、何たる凄惨な光景であろうか。身動きとれぬ洋子の周囲に次々と落着してはその肢体を黒い飛沫で汚す泥の塊もまた、ゾンビーめいて歪んだ人型に姿を変えた!

以下略 AAS



10: ◆GPqSPFyVMNeP[sage]
2016/05/07(土) 10:03:03.77 ID:AfaEDJBVO

 ……その瞬間に起こったことを、エボニーコロモは咄嗟に理解できなかった。

「GRRRRR!」

以下略 AAS



11: ◆GPqSPFyVMNeP[sage]
2016/05/07(土) 10:06:31.73 ID:AfaEDJBVO

 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

「プロデューサー、何か分かりました?」

以下略 AAS



12: ◆GPqSPFyVMNeP[sage]
2016/05/07(土) 10:09:48.89 ID:AfaEDJBVO
以上です
以後がっつり食い込んでいくか、このまま画面外になるかは現状未定


13: ◆EBFgUqOyPQ[saga sage]
2016/05/07(土) 18:07:03.04 ID:glNSs2qCo
>>6 不穏な名前に新たなカース、これからどうなっていくのか、非常に気になります
強敵をどうやって攻略していくのかとか、そう言うの大好きです。


さて予告してあった通り、アーニャ最終章の最後投下します。
以下略 AAS



14: ◆EBFgUqOyPQ[saga sage]
2016/05/07(土) 18:07:37.37 ID:glNSs2qCo
ありふれた昼前の穏やかな時間が公園内には流れている。

 今日はよく晴れた日であるし、様々な人が公園を出入りする。

 その一角にはひとつのベンチが設けられてる。
以下略 AAS



15: ◆EBFgUqOyPQ[saga sage]
2016/05/07(土) 18:08:17.04 ID:glNSs2qCo

『今の状況は「ダー……本当に、意外です」

 だが隊長の言葉はアーニャに遮られる。
 言葉を思わず遮ってしまったアーニャは隊長を仰ぎ見るが、隊長は仏頂面のまま何も言わない。
以下略 AAS



16: ◆EBFgUqOyPQ[saga sage]
2016/05/07(土) 18:08:53.45 ID:glNSs2qCo

『それは光栄なこった。

まぁ、俺は最強だからな』

以下略 AAS



17: ◆EBFgUqOyPQ[saga sage]
2016/05/07(土) 18:09:38.39 ID:glNSs2qCo

 守りたいなんて虚ろな思いは、自分の価値を守るための殻だと言う事実に気づかなかったことに。

 そして、それが一番一番苦痛であったはずの者に伝えさせたということ。

以下略 AAS



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