モバP「世界中にヒーローと侵略者が現れた世界で」part13
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28: ◆EBFgUqOyPQ[saga sage]
2016/05/07(土) 18:18:49.90 ID:glNSs2qCo

「それでも、まだ力は弱い。向こうもこっちに対応できる力はないし、こっちとしてもあのウロボロスを倒す算段はないからさ、これは膠着だよ。

まいったねー」

以下略 AAS



29: ◆EBFgUqOyPQ[saga sage]
2016/05/07(土) 18:19:40.97 ID:glNSs2qCo

 今回は、港の時とは違う。
 港の時のアーニャの暴走は、器から力が溢れているような感じであり、それをその器に抑え込むような感覚であった。
 だが先ほどのアーニャからは、抑え込むべきその『器』のようなものを感じ取ることはできなかった。

以下略 AAS



30: ◆EBFgUqOyPQ[saga sage]
2016/05/07(土) 19:29:51.70 ID:glNSs2qCo

「龍脈封印で、『うろぼろす』を封じられる。

……いや、『うろぼろす』が龍脈だからこそ、封じることができる?」

以下略 AAS



31: ◆EBFgUqOyPQ[saga sage]
2016/05/07(土) 19:30:24.36 ID:glNSs2qCo


 目的地は定まった。
 あのアナスタシアの移動速度が幾ほどかはわからないが、周子による妖怪の脚力ならば1時間もかからずにたどり着くことができるだろう。
 今から追いかけたところで十分に間に合う。
以下略 AAS



32: ◆EBFgUqOyPQ[saga sage]
2016/05/07(土) 19:30:58.93 ID:glNSs2qCo

「おっけ、ありがと沙理奈さん。

じゃあ……ちゃちゃっと終わらせよっか。紗枝ちゃん」

以下略 AAS



33: ◆EBFgUqOyPQ[saga sage]
2016/05/07(土) 19:31:40.57 ID:glNSs2qCo

「え、えーっとな。その……」

 いざ言葉にしようとすると、うまく形にできない。
 何となく、漠然とした不安感は、予感となって喉元まで出かかっている。
以下略 AAS



34: ◆EBFgUqOyPQ[saga sage]
2016/05/07(土) 19:32:12.36 ID:glNSs2qCo

「だから、今度会ったら、ちゃんと聞かなきゃ……。

アーニャのことを、どうしてあんなことをしたのかを、聞かなくちゃ。

以下略 AAS



35: ◆EBFgUqOyPQ[saga sage]
2016/05/07(土) 19:32:55.01 ID:glNSs2qCo

「ん……わかったよ。そう言ってくれるなら、心強いなー。

ま、シューコさんに任せて待っといてよ。さくっと、帰ってくるからさ」

以下略 AAS



36: ◆EBFgUqOyPQ[saga sage]
2016/05/07(土) 19:33:31.79 ID:glNSs2qCo

 そして当然、周子もそのことは理解出来ているはずである。

「……まぁ、そうだね。

以下略 AAS



37: ◆EBFgUqOyPQ[saga sage]
2016/05/07(土) 19:34:11.22 ID:glNSs2qCo

 そう言って、紗枝に右手を差し伸べる周子。
 表情は、へらへらとして愛嬌のあるいつもの周子であったが、紗枝はその手を取ることを少し躊躇する。
 これもまた、周子なりの覚悟なのだ。

以下略 AAS



38: ◆EBFgUqOyPQ[saga sage]
2016/05/07(土) 19:34:54.40 ID:glNSs2qCo


『閑話休題。この舞台は白銀の少女が主役。

此度の脇役の話は、これくらいにしておきましょう』
以下略 AAS



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