102: ◆c6GooQ9piw[saga]
2016/02/24(水) 15:31:36.28 ID:YK8fSg1PO
まどか「……」
まどかは特に表情を変えず、一言だけ答えた。
まどか「……そっかぁ」
103: ◆c6GooQ9piw[saga]
2016/02/24(水) 15:33:51.28 ID:YK8fSg1PO
さやか「まどか……」
胸に込み上げてくるものがあった。
不覚にも、泣きそうになった。
104:名無しNIPPER[sage]
2016/02/26(金) 00:58:38.08 ID:Cfzof1wYO
いろいろ丁寧に進むな。乙
105:名無しNIPPER[sage]
2016/02/26(金) 10:16:31.41 ID:PMAfCNPBO
待ってる
106: ◆c6GooQ9piw[saga]
2016/02/27(土) 05:59:01.98 ID:oa2aF0g3O
***
放課後、ほむらはとあるゲームセンターへ向かった。
目的は、佐倉杏子に協力を取り付けることだ。
107: ◆c6GooQ9piw[saga]
2016/02/27(土) 06:00:01.18 ID:oa2aF0g3O
杏子「……」
信じさせるのは一苦労かと思ったが、案外あっさり信用したようだ。
こんな嘘を吐く意味のないことに気づいたのだろう。
108: ◆c6GooQ9piw[saga]
2016/02/27(土) 06:02:37.78 ID:oa2aF0g3O
***
さやかが契約して、数日が過ぎた。
今までに数匹の魔女と戦ったが、幸いにも、それほど強い魔女はいなかった。
109: ◆c6GooQ9piw[saga]
2016/02/27(土) 06:04:22.65 ID:oa2aF0g3O
さやか「よしっ、いける……!」
あと一撃で倒せる。
確信を持ったさやかは、複数の剣を同時に投げつけた。
110: ◆c6GooQ9piw[saga]
2016/02/27(土) 06:06:34.38 ID:oa2aF0g3O
さやかは、介入者、佐倉杏子に詰め寄った。
さやか「……あんた、何のつもりよ!」
杏子「お前こそ、どういうつもりだ? あれは使い魔だろうが」
111: ◆c6GooQ9piw[saga]
2016/02/27(土) 06:09:10.98 ID:oa2aF0g3O
さやか「……本当に救えないわね、あんた」
杏子「てめえは勘違いしてんだよ。魔法少女が魔女と戦うのは正義のためなんかじゃねえ、生きるためだ。使い魔まで倒してたら、自分が苦しくなるだけだぞ」
さやか「だとしても、誰かが殺されるのをわかってて放っておけるわけないでしょ!」
112: ◆c6GooQ9piw[saga]
2016/02/27(土) 06:11:26.78 ID:oa2aF0g3O
ふと、杏子の目付きが変わった。
まるで誰かの言葉を借りているかのような口調で、杏子はさやかに問いかけた。
杏子「……お前は誰のために魔法少女になったんだ? その男のためか? それとも……」
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