108: ◆c6GooQ9piw[saga]
2016/02/27(土) 06:02:37.78 ID:oa2aF0g3O
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さやかが契約して、数日が過ぎた。
今までに数匹の魔女と戦ったが、幸いにも、それほど強い魔女はいなかった。
その日も、さやかはいつものようにパトロールをしており、魔力を感じて駆けつけたのだった。
魔力の主を見つけ、さやかは軽い違和感を覚える。
さやか「なんかあいつ、今までに見た魔女と違うような……」
QB「あれは使い魔だね。端的に言えば、魔女の手下だ。グリーフシードは持っていない。今はそれほど力を持たないけど、人を何人か襲うことで魔女に成長するよ」
さやか「なるほど……それなら、倒さないわけにはいかないわね」
さやかは、すぐさま攻撃を開始した。
剣で数回切りつけると、使い魔はろくに反撃もせず逃げ出した。
使い魔というだけあって、やはり魔女に比べると強さは劣るようだ。
だからといって、逃がすわけにはいかない。
さやかは足元に複数の剣を展開させ、投げつけることで逃げ道を封じ、そこを更に切りつける。
少しずつ弱っていくのが動きからわかる。
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