文才ないけど小説かく 7
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57:4/13(お題:ケサランパサラン) ◆FLVUV.9phY[saga]
2016/02/21(日) 15:18:58.42 ID:MYDjQQS+o

 俺にまとわりついてくる気満々なこいつはどうやらとてもとてもパッション溢るる陽気な奴らしい。
 正直そんなふうに自由に生きれるのだとしたらとてもとてもうらやましく思うのだけれど。

「いいこと思いついたわ! これならあんたは絶対にあたしを無視できないはず!」
以下略 AAS



58:5/13(お題:ケサランパサラン) ◆FLVUV.9phY[saga]
2016/02/21(日) 15:19:44.76 ID:MYDjQQS+o

 別に問題ない、車の音もしないし。何よりこんなところを通る車なんかありゃしないっての。
 この辺りの別名は『近代魔術師の森』。まぁ別段、幽霊が出るだとか自殺者が多いだとかそういう曰くはない。
じゃあ何でそんな呼ばれ方をしているのかって? 決まってるじゃん、いるんだよ、曰くそのものが。

以下略 AAS



59:6/13(お題:ケサランパサラン) ◆FLVUV.9phY[saga]
2016/02/21(日) 15:20:28.35 ID:MYDjQQS+o

 小人さんは歯をむき出しにして怒りを表したご様子だった。

「まぁ、取りあえず今までのことは水に流そう?」
「い・や・よ!」
以下略 AAS



60:7/13(お題:ケサランパサラン) ◆FLVUV.9phY[saga]
2016/02/21(日) 15:21:07.56 ID:MYDjQQS+o

「かわいいだろ?」
「かわいかないわよぉ……」

 そろそろ本題を聞きたいわけなんだけど、聞いてもいいのだろうか。
以下略 AAS



61:8/13(お題:ケサランパサラン) ◆FLVUV.9phY[saga]
2016/02/21(日) 15:21:47.96 ID:MYDjQQS+o
 なるほど。
 捕まえるというのはまぁいい。しかし問題がある。

「で、俺はどうやってツチノコを見つければいいんだ?」

以下略 AAS



62:9/13(お題:ケサランパサラン) ◆FLVUV.9phY[saga]
2016/02/21(日) 15:22:26.73 ID:MYDjQQS+o

「むぅー! このわからず屋! アホ、トンチンカン、ドスケベ、童貞! 童貞、童貞!」
「童貞連呼すんなってんのー!」

 俺が探し物をしている背中にあまりにも連呼してきたために思わずスルーに失敗した。
以下略 AAS



63:10/13(お題:ケサランパサラン) ◆FLVUV.9phY[saga]
2016/02/21(日) 15:23:08.69 ID:MYDjQQS+o

「そういうもんか。じゃあ俺がケサ子食べるって言ったら?」
「えぇ……? あんた、あたし食べるの?」

「実はずっとおいしそうだなって思ってたんだけど」
以下略 AAS



64:11/13(お題:ケサランパサラン) ◆FLVUV.9phY[saga]
2016/02/21(日) 15:23:40.37 ID:MYDjQQS+o

「ふーん、人間ってよわっちいのね」
「身体能力的には最弱の生物とさえいえるね」
 これは俺の持論である。

以下略 AAS



65:12/13(お題:ケサランパサラン) ◆FLVUV.9phY[saga]
2016/02/21(日) 15:24:19.50 ID:MYDjQQS+o

「ふふーん、そうでしょ。あたしは悪くないわ」
「あぁ、おまえは悪くないよ、初見から漂っていたポンコツ臭に気が付かなかった俺が悪いんだ」

「そうよ! あんたが悪いんだから……、ってぇ! 今あたしのことポンコツ呼ばわりしたわねぇ!?」
以下略 AAS



66:13/13(お題:ケサランパサラン) ◆FLVUV.9phY[saga]
2016/02/21(日) 15:24:57.44 ID:MYDjQQS+o

 そうだった、あの時はというか今までも結局うちの杜でツチノコなんてものは一切発見できずにいるんだった。
 ほんとに迷惑な奴だよ、ケサ子は。

 そういえば、大体の事件の顛末はこんな感じの益体のなさだった。
以下略 AAS



67:14/13(お題:ケサランパサラン) ◆FLVUV.9phY[saga]
2016/02/21(日) 15:25:36.21 ID:MYDjQQS+o
以上です
お題くれた方ありがとうございました


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