文才ないけど小説かく 7
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60:7/13(お題:ケサランパサラン) ◆FLVUV.9phY[saga]
2016/02/21(日) 15:21:07.56 ID:MYDjQQS+o

「かわいいだろ?」
「かわいかないわよぉ……」

 そろそろ本題を聞きたいわけなんだけど、聞いてもいいのだろうか。

「あんた、このやり取りに飽きてきてるわね……、そう思うならもうちょっとあたしに優しくしなさいよ」
「やっぱケサ子ってスゲーね!」

 適当におだてておこう。

「ふっふーん。まぁいいわ許してあげる」
「それはよかった。で、ケセ子は何の用があって出てきたわけか?」

「そうよ! 森に出るのよ!」
「出るって何がだよ。幽霊はでんだろ?」

「そんなのはどうだっていいのよ! 出るって言ったらツチノコに決まってるでしょ!?」
「マジ!? 捕まえないと!」

「そうよ、捕まえてよ! そして森から追い出して!」
「はぁ、なんでそんなに必死なんだ?」

「捕食されるからに決まってるでしょぉ!」

 なるほど、ツチノコはケサランパサランを捕食するのか。
 知らなかった。

「ツチノコの餌ってケサ子たちなの? ケサランパサランあるところにツチノコありってヤツか?」
「ツチノコってやつは基本的に小さい生き物なら何でも食べてくれやがるのよ……。まぁヘビみたいなものね」



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