文才ないけど小説かく 7
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64:11/13(お題:ケサランパサラン) ◆FLVUV.9phY[saga]
2016/02/21(日) 15:23:40.37 ID:MYDjQQS+o

「ふーん、人間ってよわっちいのね」
「身体能力的には最弱の生物とさえいえるね」
 これは俺の持論である。

「まっ、いいわよ。早く行きましょ」
「へいへい」


 ちゃんちゃんちゃんと、やってきましたうちの杜。
 直径二千六百メートル、総面積は大体五百三十ヘクタールのうちの広大な森林だ。割とカブトムシとかも取れ
たりするんだぜ。捕まえないけどな!

「んで、どのあたりよ」
「向こうね、このまままっすぐ」

 にしても、さっきからすごいぞケサ子のヤツ。長年住んでる俺でさえ目印がなくって迷うこの森の中をグング
ン進んでいきやがる。

 俺はケサランパサランことケサ子のヤツを見直しながら何の疑いもなくそのあとをついていく。
 だって、相手は不思議生物だぜ? そのくらい、なんかホラ杜の声的な奴が聞こえてるとか思うじゃんか。

「あっ、迷ったわ」
「ケサ子お前……」

 あっちゃー、ポンコツだったか。

「何よ! 何の確認もせずにノコノコついてくるあんたが悪いんじゃないの!」
「そうだな、それに関しちゃ俺も同意見だわ」



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