217:名無しNIPPER[saga]
2016/05/04(水) 21:07:45.21 ID:mt1lqNZYo
帰宅して風呂に入り食事を終えた僕は、自室のPCの前に陣取る前に、麻衣から転送し
てもらった優のメールをスマホからPCに転送した。
今日はいつも習慣になっている授業の予習や受験に向けた対策は諦めるつもりだった。
218:名無しNIPPER[saga]
2016/05/04(水) 21:08:21.48 ID:mt1lqNZYo
僕はスレを追っていくごとに次第に重苦しい気分に包まれていった。中学時代の優はク
ラスで浮いているわけではなかったけど、それは彼女自身の、人の話を聞き、人の相談
に乗るという努力に立脚して得た立場に過ぎなかった。だから、僕と知り合った優は、優が
密かに持て余していた、人に認められたい、人に関心を持ってもらいたい、人に話を聞い
219:名無しNIPPER[saga]
2016/05/04(水) 21:08:54.67 ID:mt1lqNZYo
モモ◆ihoZdFEQao『こんばんわぁ〜。誰かいますか』
『いるぞ〜』
『モモか。久しぶりだね』
220:名無しNIPPER[saga]
2016/05/04(水) 21:09:36.85 ID:mt1lqNZYo
翌朝、僕は遅刻ぎりぎりの時間に目を覚ました。全身にじっとりと嫌な汗をかいていた。
何でこんな夢を見たのだろう。それは、優と一番距離が縮まった時の甘美な記憶だった。
そして次のシーンは、麻衣が背伸びして僕の頬にキスしてくれた昨晩の記憶だ。
221:名無しNIPPER[saga]
2016/05/04(水) 21:10:22.41 ID:mt1lqNZYo
「あんたさあ、ガキみたいに拗ねるのはいい加減に止めなよ」
それまで黙っていた副会長までそこで口を挟んだ。
222:名無しNIPPER[saga]
2016/05/04(水) 21:10:56.85 ID:mt1lqNZYo
部室に入ると麻衣はもう既に部室に来ていて、相変わらず所在なげにぽつんと座ったま
ま俯いてスマホを弄っていた。
「やあ」
223:名無しNIPPER[saga]
2016/05/04(水) 21:11:29.00 ID:mt1lqNZYo
途中スクロールするスピードが速くなった。さすがに雑談みたいなレスは適当に読み飛
ばすことにしたのだろう。二十分ほどで麻衣は全レスを読み終わったようだった。
「・・・・・・制服GJっていうレスがあった」
224:名無しNIPPER[saga]
2016/05/04(水) 21:11:57.47 ID:mt1lqNZYo
「まとめサイトみたいだね。それも結構エッチな」
僕は顔を赤くして言った。みたいだねではない。僕は実はこのまとめサイトのことは以
前から知っていたのだ。
225:名無しNIPPER[saga]
2016/05/04(水) 21:12:30.67 ID:mt1lqNZYo
その後も僕はミント速報を検索し続けた。あのVIPのスレは結局まとめられてはいな
いようで画像も発見できなかったけど、優がこれまで女神板で繰り返していた女神行為の
画像はかなりの数を回収することができた。僕も麻衣もその頃にはこの異常なシチュエー
ションに頭が慣れてきてしまったので、一々優のセミヌードを見るたびに動揺することは
226:名無しNIPPER[saga]
2016/05/04(水) 21:12:58.14 ID:mt1lqNZYo
そんなことはないだろう。僕は時分の考えを否定した。優の卑猥な緊縛画像を見てショ
ックを受けている麻衣にはそんな回りくどいことを考える余裕があるとは思えなかった。
僕はためらった。これから開始するかもしれないゲームは優の人生を変えてしまうかも
227:名無しNIPPER[saga]
2016/05/04(水) 21:13:26.98 ID:mt1lqNZYo
「難しいだろうね。僕が池山君の前に突然現れて、女神行為をするようなビッチは君には
ふさわしくないよ。妹さんも心配してるよ、なんて言っても池山君は聞き入れないだろう
し」
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