女神
1- 20
219:名無しNIPPER[saga]
2016/05/04(水) 21:08:54.67 ID:mt1lqNZYo

モモ◆ihoZdFEQao『こんばんわぁ〜。誰かいますか』

『いるぞ〜』
『モモか。久しぶりだね』
『モモちゃん元気だった?』
『ちゃんと大学入ってる?』

モモ◆ihoZdFEQao『人いた。最近恋に落ちたせいか痩せてますます貧乳になりました
(悲)』

『美乳じゃん』
『美乳なんだろうけど手で隠すくらいならうpするなボケ』
『乳首も見せないとか何なの』
『モモちゃんの乳首みたいです』
『美乳というより微乳かもしれん。こんなんに需要ねえよ』
『>>○ スレタイも読めんのか。モモ、ナイス微乳。手をどけようよ』
『肌綺麗だな。こないだまで女子高生やってだけのことはある』
『乳首見せる気ないなら着衣スレいけよ』
『ふざけんな。削除早すぎるだろ』
『即デリ死ねよ』
『のろまったorz』
『次の画像うpしてくれ』

モモ◆ihoZdFEQao『画像は15分で削除します。ごめん』
モモ◆ihoZdFEQao『あと乳首はダメです。需要ないかなあ』

『ねえよ帰れ』
『需要あるよ。乳首なくてもいいから次行ってみよう』
『モモの身体綺麗だからもっと見たいれす』
『次M字開脚してみて』

モモ◆ihoZdFEQao『リクに応えてみました。乳首はダメだけどM字です。15分で消しま
す』
モモ◆ihoZdFEQao『ほめてくれてありがとうございます。じゃ最後は全身うpです。乳首
なしですいません。15分で消します』

 例によって画像は確認できない。でも優と外野のレスの応酬から優がどんな感じの画像
を貼ったのかはだいたい理解できてしまった。VIPのスレと違い池山君はメールで優に
指示されたとおり何もレスしていないようだったから、優が自らうpした卑猥な画像を見
て、彼がどんな感想を抱いたのかは窺い知ることはできなかった。本当はそこがわかると
麻衣の悩みにも応えやすくなるのだけれど。

 僕はスレを閉じた。多分、女神板を優のコテトリで検索すれば、こんなものではないく
らいの優の愚行の証拠が押さえられるだろう。優がコテトリを自ら白状しているメールが
あり、しかもそのコテトリで優が自分の意思で行っていた破廉恥な行為のスレも残ってい
るのだ。

 問題は画像だった。テキストの羅列ではインパクトは薄い。優が晒した画像を押さえな
ければ決定的な行動は起こせない。僕は今日麻衣と別れて自宅に戻る時、おぼろげながら
この先すべきことはだいたい見当がついたと思った。それは確かにそのとおりなのだけど、
やはり画像そのものがあるのとないのとではインパクトが全く違う。それについては僕に
は心当たりはあった。多分少し検索すればすぐにでも画像を辿れるだろう。

 僕は自室の壁にかかっている時計を見た。既に深夜の一時を越えている。

 その時僕にはもっといい考えが頭に浮かんだ。今、優の画像を見つける必要なんてない。
明日、麻衣と一緒にいるところで、麻衣の眼の前で優の卑猥な画像を発見し麻衣に見せれ
ばいい。その方が麻衣も衝撃を受けるだろう。自分の兄が惹かれている優の、誰にでも裸
身を見せる娼婦のようなその姿を目の当たりにすれば、麻衣はきっと落ち込むに違いない。

 そして、その麻衣を慰めて救い出せるのは今や僕だけなのだった。僕は再び頬に麻衣の
唇の感触を感じた。ビッチの優には社会的制裁を与えよう。今では僕のパソ部の後輩であ
る麻衣を傷つけた罪もあるのだし。

 さっき僕が考えていたのは僕の個人的な嫉妬から、池山君に罰を与え結果的に優が巻き
込まれてもそれは優の自業自得というものだったけど、今の僕のターゲットは恥知らずな
優に変っていた。そして池山君がそれに巻き込まれてもそれは僕の責任ではない。僕はよ
うやく自分がしようとしている行為を正当化する理由を見出したのだった。

 それはかわいそうな麻衣の心の救済だった。これは決して優にコケにされた僕自身の個
人的な復讐劇ではないのだ。傾聴するコンサルタントとしては当然の行為に過ぎない。

 僕はパソコンの電源を落としてベッドに横になった。いろいろ興奮しているため僕はな
かなか寝付けなかった。この時、優と知り合う前の中学時代の僕のような冷静な傾聴者が
いて僕をコンサルタントしてくれていたら、この時の自分の行為の動機の利己的な性格を
炙りだしてくれていたかもしれない。でも、もうそんなカウンセラーはその時の僕のそば
にはいなかった。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
468Res/896.79 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice