魔王「死ぬまで、お前を離さない」 天使「やめ、て」
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357
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◆OkIOr5cb.o
[saga]
2016/05/11(水) 02:23:48.41 ID:ofIrSduQ0
神『………い、生きていたとは思わなかった…。 だが死に損なったとは一体……?!』
近衛「まあ死に損ないっていうか、魔王に生かされてるだけなんですけどね。人間としてはもう死んでるようなものです」
以下略
AAS
358
:
◆OkIOr5cb.o
[saga]
2016/05/11(水) 02:25:21.25 ID:ofIrSduQ0
神『で、では お前は本当に魔王を殺すつもりで…!? その為に、魔王の配下となったと、そういうのか?!』
近衛「あー。もうやめてください、面倒くさい」
以下略
AAS
359
:
◆OkIOr5cb.o
[saga]
2016/05/11(水) 02:31:15.73 ID:ofIrSduQ0
キンッ――
近衛が、一瞬で駆けた。
以下略
AAS
360
:
◆OkIOr5cb.o
[saga]
2016/05/11(水) 02:39:11.23 ID:ofIrSduQ0
黙して、さらに力を緩めた近衛。
神はそんな近衛の態度に安心したのか、一気にまくしたてた。
以下略
AAS
361
:
◆OkIOr5cb.o
[saga]
2016/05/11(水) 02:48:33.36 ID:ofIrSduQ0
神『…わかったのなら、その剣を降ろせ…!』
近衛「? 何故です?」
以下略
AAS
362
:
◆OkIOr5cb.o
[saga]
2016/05/11(水) 02:51:10.51 ID:ofIrSduQ0
近衛はそういうと、もう一度しっかりと神の首元に剣を当てなおした。
神は近衛のペースから逃れることのできないまま、また動揺して口早になっていく。
以下略
AAS
363
:
◆OkIOr5cb.o
[saga]
2016/05/11(水) 02:56:06.05 ID:ofIrSduQ0
シャッ……
神『!!?』
以下略
AAS
364
:
◆OkIOr5cb.o
[saga]
2016/05/11(水) 03:01:10.16 ID:ofIrSduQ0
近衛が剣をホルダーに添えると、神殺しの剣は小さなナイフに戻って腰元に収まった。
亀姫はその場に棒立ちのままだ。
頭が急展開に追いつけない。
以下略
AAS
365
:
◆OkIOr5cb.o
[saga]
2016/05/11(水) 03:13:01.00 ID:ofIrSduQ0
近衛は、浄気が空になった神の頭部を拾い上げた。
長かったはずの髪は、今は首の長さでパラリと流れている。
それを片手に抱くと、次いで亀姫のそばに近寄り、肩に亀姫を乗せた。
以下略
AAS
366
:
◆OkIOr5cb.o
[saga]
2016/05/11(水) 03:14:54.43 ID:ofIrSduQ0
亀姫が返事をし、小さく謝罪をしたときには
既に近衛は走りだしていた。
開いた扉のおかげで、灯りが階段を多少照らしている。
以下略
AAS
367
:
◆OkIOr5cb.o
[saga]
2016/05/11(水) 03:55:14.08 ID:ofIrSduQ0
近衛「さあ。しっかり捕まっていてくださいね、亀姫さ……
亀姫「貴方がいきなりおかしな演技をはじめたせいですわ」
以下略
AAS
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