魔王「死ぬまで、お前を離さない」 天使「やめ、て」
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◆OkIOr5cb.o
[saga]
2016/05/11(水) 02:23:48.41 ID:ofIrSduQ0
神『………い、生きていたとは思わなかった…。 だが死に損なったとは一体……?!』
近衛「まあ死に損ないっていうか、魔王に生かされてるだけなんですけどね。人間としてはもう死んでるようなものです」
神『魔王に……?』
近衛「ええ」
近衛「だからまあ、今更 自分の命を惜しむつもりもないんですよねぇ。暴風に巻き込まれて僕が死ぬとしても……―――それで魔王が死ぬなら、本望ですよ」
あっさりと述べたのは、希死念慮ともいえる意思。
どこかぼんやりとした物言いは、自分の生死などに興味はないと言わんばかりで。
亀姫ですらも、近衛の発言には薄ら寒さを感じた。
神『だが、何故… 何故、魔王の近衛になっている……!?』
近衛「あはは! やっぱり信じられませんよね。僕もたまに信じられないんです!」
近衛「あいつら、いきなり乗り込んできて、人の世を燃やし尽くしたんですよ? 目の前でたくさんの人が死んだんです。それを見てた僕自身も、死ぬ寸前でしたけどね!」
芝居がかった陽気さ。
本来ならば、笑って言えたセリフではない。
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