魔王「死ぬまで、お前を離さない」 天使「やめ、て」
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226
:
◆OkIOr5cb.o
[saga]
2016/01/20(水) 05:30:39.47 ID:/1IMYSK40
――あの日、自分の街に大挙して乗り込んできた魔物達。
当時の近衛には、魔物達が現れた理由が分かっていた。
以下略
AAS
227
:
◆OkIOr5cb.o
[saga]
2016/01/20(水) 05:33:51.79 ID:/1IMYSK40
悪夢のような惨状の中を、助けを求めて、妹の手をひいて走った。
街の中を走れば、誰もが自分の顔を知っていた。
そうして誰しもが呪いの言葉を投げてきた。
以下略
AAS
228
:
◆OkIOr5cb.o
[saga]
2016/01/20(水) 05:35:00.78 ID:/1IMYSK40
滅ぼされそうな世界
追い詰められた自分
刺された腹から滲む血
以下略
AAS
229
:
名無しNIPPER
[sage]
2016/01/22(金) 21:04:35.47 ID:AMOwP5Ngo
何度も読んでしまった
230
:
名無しNIPPER
[sage]
2016/02/20(土) 17:58:34.27 ID:jPi62GgKo
まだか
231
:
◆OkIOr5cb.o
[saga]
2016/02/23(火) 05:27:09.21 ID:zUoOI/kM0
―――――――――――
亀姫「……え! 近衛!」
以下略
AAS
232
:
◆OkIOr5cb.o
[saga]
2016/02/23(火) 05:27:40.91 ID:zUoOI/kM0
まっすぐに目を見つめてくる近衛を確認して、
亀姫もまたしっかりと瞳を見つめて問いかける。
以下略
AAS
233
:
◆OkIOr5cb.o
[saga]
2016/02/23(火) 05:28:16.30 ID:zUoOI/kM0
近衛「自分の持っているこのナイフ…ご存知の通り、衝撃の段階で大剣へと姿を変えるものです。これが大剣の状態になる時、浄気が動くそうなのです」
亀姫「……浄気を用いて作用するのなら、それは神界からもたらされたものに違いないと判断なされたのね」
以下略
AAS
234
:
◆OkIOr5cb.o
[saga]
2016/02/23(火) 05:29:04.06 ID:zUoOI/kM0
亀姫「今回の神界戦争…陛下は思いつきだなんて仰っていられましたけど、陛下の中では以前よりお覚悟なさっていた事案なのでは、と」
近衛「! どういう事です」
以下略
AAS
235
:
◆OkIOr5cb.o
[saga]
2016/02/23(火) 05:29:41.48 ID:zUoOI/kM0
亀姫「単純明快よね。神が“勇者”を作る理由は、どう考えても世を正すためですもの」
近衛「そう…そう、ですね。至極当然です。神は、自分に魔王陛下を討たせるつもりだったに違いありません」
以下略
AAS
236
:
◆OkIOr5cb.o
[saga]
2016/02/23(火) 05:30:07.37 ID:zUoOI/kM0
亀姫「“勇者を作ったのは、地表の安寧の象徴にするため。決して魔をどうこうしようとした訳ではない”……ってとこかしらね」
近衛「……? 自分は、魔王陛下を討つためではなく… ニンゲン世界の平和の為に勇者になった、と?」
以下略
AAS
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