魔王「死ぬまで、お前を離さない」 天使「やめ、て」
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231: ◆OkIOr5cb.o[saga]
2016/02/23(火) 05:27:09.21 ID:zUoOI/kM0

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亀姫「……え! 近衛!」

近衛「っ!」

亀姫「近衛、聞いていますの?!」

近衛「これは…申し訳ありません。衣装のせいでしょうか、どうも古い記憶ばかりに囚われてしまって……」


やや青白い顔をしたまま俯いた近衛に、亀姫は呆れたように声を掛ける。
だがその口調は責めるものではなく、僅かに気遣いを含んでいるようだった。


亀姫「貴方はそんなこと言ってばかりね…。まさか浄気に当てられたわけではないでしょう?」

近衛「ええ、大丈夫です。亀姫さまの守護術が浄気を弾いてくれていますし、この石もきちんと機能しているようです」

亀姫「なら、しゃんとあそばせ。いいこと? もう一度しか言わないから、今度こそよくお聞きなさい」

近衛「はい…。もう、大丈夫です」





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