【ゴッドイーター2】隊長「ヘアクリップ」
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252: ◆6QfWz14LJM[saga]
2016/02/09(火) 00:17:29.06 ID:KGKozhNHo



 翌日。
"ブラッド"に向け、アラガミの討伐任務が発行された。
以下略 AAS



253: ◆6QfWz14LJM[saga]
2016/02/09(火) 00:27:06.17 ID:KGKozhNHo

「でも、それもみんなから逃げてるだけだって気づけたから、私はここにいる」
「だから……今度こそ、あなた達を信じたい」
「どう扱ってくれても構わないから……ついていかせてください……!」

以下略 AAS



254: ◆6QfWz14LJM[saga]
2016/02/09(火) 00:28:55.36 ID:KGKozhNHo

「……よし、何ともないな」

振り向かずとも、それはギルの手だとわかった。
5年もの間神機を携えてきた、温かくて大きい、彼の掌。
以下略 AAS



255: ◆6QfWz14LJM[saga]
2016/02/09(火) 00:40:07.58 ID:KGKozhNHo

「没収!」

「あっ……」

以下略 AAS



256: ◆6QfWz14LJM[saga]
2016/02/19(金) 02:35:59.60 ID:FLcWsv7Mo


 ――砂塵舞う、無人の居住区。
私達はあの時と同じ地に立つ、一体のアラガミと相対していた。

以下略 AAS



257: ◆6QfWz14LJM[saga]
2016/02/19(金) 02:38:00.59 ID:FLcWsv7Mo
撃ち出したオラクルはアラガミに命中するも、眼前で組まれた両腕の盾によって、直撃は阻まれていた。
それでも、こちらの狙いに沿えてはいる。
やや前方に着地した私は神機を変形させ、隙のできた前脚の関節部に、槍を突き立てた。

……その行動理念は、やはり父の言葉と似通ったものになっているかもしれない。
以下略 AAS



258: ◆6QfWz14LJM[saga]
2016/02/19(金) 02:39:22.62 ID:FLcWsv7Mo

その、一瞬だった。
私達が先ほどまでいた地点に、いくつもの落雷が発生する。
八つ当たりとも取れる尾針の乱打を抑え、未だ屈辱に逆巻くアラガミは、怒号と共にその身を屈めた。

以下略 AAS



259: ◆6QfWz14LJM[saga]
2016/02/19(金) 02:40:42.53 ID:FLcWsv7Mo

――アラガミの奇声が、私の思考を一時的にかき消す。
私とナナから離れた、ギル達の組に標的を定めたアラガミは跳躍し、その質量で彼らを押しつぶそうとする。
当然彼らはそれを避け、そのままヤツとの近接戦闘に移行した。
飛んできた尾針の突きを受け止め、地に足跡をつけたギルの視線が、私の方へ向く。
以下略 AAS



260: ◆6QfWz14LJM[saga]
2016/02/19(金) 02:42:02.12 ID:FLcWsv7Mo

叫びと共に、シエルの短剣がアラガミの槍を跳ね上げる。

『君の導いてきた、"ブラッド"が……』

以下略 AAS



261: ◆6QfWz14LJM[saga]
2016/02/19(金) 02:43:39.51 ID:FLcWsv7Mo



 ナナが私の手を放したのは、アラガミの視界からある程度離れて、すぐの事だった。
彼女は立ち止まると、私にアンプルを差し出す。
以下略 AAS



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