らき☆すたSSスレ 〜そろそろ二期の噂はでないのかね〜
1- 20
37:ひよりの旅 73/112[saga sage]
2013/02/11(月) 20:56:19.59 ID:W145K4B60
 小林さんの勤める法律事務所の会議室に通された。そこで私達は今まで経緯を小林さんに話した。
まなぶとの出会い、佐々木さんとの出会い、柊家との関係……そしてかがみ先輩の病気の事……
ひとし「脳腫瘍だと……」
私は頷いた。
ひとし「ば、ばかな、そんな気配は微塵も感じなかった」
以下略 AAS



38:ひよりの旅 74/112[saga sage]
2013/02/11(月) 20:57:19.49 ID:W145K4B60
 さっきからゆーちゃんはモジモジして何かを言いたそうにしていた。少し間があったので決心がついたの小林さんに向かって話しだした。
ゆたか「あ、あの〜、質問いいですか?」
ひとし「何か?」
ゆたか「かがみ先輩とはどうして知り合ったのですか、かがみ先輩は小林さんの正体を知っているの?」
ひとし「彼女に私からは話していない、多分私の正体は知らないだろう……彼女とどうして出会ったか……それは、
以下略 AAS



39:ひよりの旅 75/112[saga sage]
2013/02/11(月) 20:58:19.54 ID:W145K4B60
 帰宅して椅子に座る。
普段ならネタをまとめる作業をしている所。でもネタ帳もボイスレコーダーも最近は使っていない。かがみ先輩の病気の事で頭がいっぱいだ。私が悩んだ所で
先輩の病気が良くなる訳じゃない。そんなのは分かっている。分かっているけど悩まずには居られなかった。
たかしと会って何を言う。
『かがみ先輩を助けて下さい』
以下略 AAS



40:ひよりの旅 76/112[saga sage]
2013/02/11(月) 20:59:22.92 ID:W145K4B60
 次の日、私は午後一番でかがみ先輩の家に行った。
かがみ「いらっしゃい、待ってたわ、入って」
家に入り私は辺りを見回した。
かがみ「今日は私以外誰も居ないわよ、まつり姉さんは仕事、いのり姉さんはお父さんと地鎮祭、お母さんは遠くにお買い物……」
ひより「そ、そうですか……」
以下略 AAS



41:ひよりの旅 77/112[saga sage]
2013/02/11(月) 21:00:43.29 ID:W145K4B60
 かがみさんが私に一歩近づいた時、急にかがみさんの体がふらついて私に向かって倒れかかってきた。私は中腰になり慌ててかがみさんを支えた。
ひより「だ、大丈夫っスか?」
かがみ「……大丈夫よ……ありがとう……」
またかがみさんが固まってしまったあの時の状況が頭に浮かんだ。かがみさんは姿勢を戻した。私は手を放すと自分の席に戻った。
ひより「また調子が悪くなったのですか?」
以下略 AAS



42:ひよりの旅 78/112[saga sage]
2013/02/11(月) 21:01:48.48 ID:W145K4B60
ひより「あの、妊娠の件なんですが……御相手は?」
かがみ「そう、この前言っていた彼、恋人、小林ひとしさん……」
すんなりだった。顔を赤らめる事もなくはっきりと言った。小林ひとし、初めて聞く名前ではない。もう既に会っている。
ひより「どうして……」
かがみ「私は彼が好き……だから彼を受け入れた、それだけよ、他に何か必要なの?」
以下略 AAS



43:ひよりの旅 79/112[saga sage]
2013/02/11(月) 21:03:08.38 ID:W145K4B60
 かがみさん無理しちゃって……
帰り道心の中でそう呟いた。
でも、死期が近い身でありながら普段通りなんて誰でも出来る事じゃない。私だったらどうなんだろう……その時になってみないと分からないかな……
それにしてもかがみさんと小林さん……二人は愛し合っている……私もあんな恋愛をしてみたい…これが……憧れ……か。
ゆーちゃんがつかさ先輩なら私はかがみさんに憧れる。あんな生き様を見せ付けられたら……
以下略 AAS



44:ひよりの旅 80/112[saga sage]
2013/02/11(月) 21:04:33.23 ID:W145K4B60
いのり「ま、真奈美さん……」
話が終わるといのりさんは袖で目を隠した。涙を拭っているように見えた。
ひより「もし、コンが真奈美さんの一族だとしたら……って考えいたらいのりさん達とすれ違った……」
いのり「かがみとそんな話しをしていた訳ね……ちょっと待って、もし、もしコンがお稲荷さんだとしたらその飼い主である佐々木さんはどうなの……」
私は両手を広げてお手上げのポーズをした。話すのはここまで。
以下略 AAS



45:ひよりの旅 81/112[saga sage]
2013/02/11(月) 21:05:39.31 ID:W145K4B60
ひより「ワールドホテル本社……」
東京の一等地に聳えるビル。高級ホテルだ。私はビルを見上げた。
ひより「このビルにたかしが来るって……間違いないの?」
まなぶ「そうひとしは言った、私も仲間の気配を感じる……もうこのビルに居る」
ひより「間違いはない……だけど……どうしてこんな東京のど真ん中で……このビルなんだろう?」
以下略 AAS



46:ひよりの旅 82/112[saga sage]
2013/02/11(月) 21:06:51.17 ID:W145K4B60
 公園の一角に私達とみなみちゃんは場所を確保した。人通りが少なく思いのほか静かだったからだ。
ひより「此処なら問題なさそう」
みなみ「ごめん……私、ひよりに全部押し付けてしまった……」
みなみちゃんは私に深く頭を下げた。
ひより「ふふ、今更そんな事言われてもね……でも、今ならまだ代われるよ、代わってくれるなら喜んで代わるよ」
以下略 AAS



47:ひよりの旅 83/112[saga sage]
2013/02/11(月) 21:09:00.10 ID:W145K4B60
 ゆーちゃん達が私に駆け寄ってきた。
ゆたか「いまのたかしさんの言った事本当かな……」
みなみ「もし嘘を言っていたらどうする、もう彼を探せなくなるかもしれない」
ひより「いや、嘘は言っていない、近くで話した感じでは嘘は言っていない」
まなぶ「私も態度や仕草からは嘘を感じなかった……」
以下略 AAS



728Res/1149.80 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice