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A violent epilogue, to me the most peaceful end.
900 :以下、名無しにかわりまして一人でお送りします (北海道) [sage saga]:2019/08/06(火) 16:27:23.63 ID:Hoj5lFOSo 幾万の平和を訴えても「この世界の片隅に」の2時間には到底敵わない https://ironna.jp/article/5766?p=3 ゲンの違和感 あの戦争や原爆を描いたアニメ作品は多い。しかし、どの作品も「あの時代」と「あの時代を生きた」人々を他者としてとらえている。『はだしのゲン』の主人公中岡元。むろん、原作者・中沢啓治先生自身の投影だが、はっきり言ってスーパーマンに近い。戦前から翼賛体制に反発し、原爆を受けて原爆症になってもそれを克服し、戦後は右翼に平和と民主主義を説法し、戦前翼賛体制で威張り腐っていた町内会会長(戦後平和主義者に転向して議員に立候補する)の欺瞞を面前で糾弾する。そして東京に出て画家になる夢に向かう汽車のシーンで終わる。 『はだしのゲン』でゲンの言っていることはすべて正論だ。戦争は駄目だ、アメリカと原爆は許さない、日本は平和国家として通商の中で生きるべきだ、そして戦後人には戦争の反省が足りない…。全部正論だが、私がゲンに感じてしまう小さな違和感とは、彼が強すぎてスーパーマンにみえ、どうしても「他者」として認識してしまうのだ。 ゲンが「他者」である以上、ゲンの存在したあの戦争の時代も他者である。たぶん、金科玉条のごとく「反戦平和」を何万回唱えても、人々に最終段階で伝わっていないのは、この「他者性」の問題だと思う。これまで、あの戦争を扱った映画やアニメや漫画は、あの戦争を生きた人々を「他者」として扱いすぎであった。或る時は反戦平和のスーパーマン、またある時は徹底的に凄惨な戦争の被害者として。 しかし、『この世界の片隅に』の主人公すずは、ちっこくて柔らかく、肉体的な意味でスーパーマンとは程遠い。精神的にも、むしろ翼賛体制に大きな疑問すら抱かず、ただ絵が好きなだけのボンヤリ少女で、日々の生活を工夫して生きるだけの市井の女性に過ぎない。だからこそ、私たちはすずを「他者」としては認識しない。すずは「他者」ではない。私たちと同じ皮膚感覚を持った普通の人間だった。 人生の意味 これまでの「戦争モノ」の作品は、あの戦争への反省(あるいは美化)のメッセージを入れなければならないという強迫観念の元、作品の中で生きる人々を「他者」として描いてきた。だから何万回「反戦平和」あるいは「反核」といっても、最終段階では伝わっていない。その証拠にネット空間はあの戦争の(事実に基づかない)美化で溢れている。「平和教育」を受けたはずの人々が、歴史の事実を呪詛して、しまいには日中戦争すら日本が被害者でコミンテルンの陰謀だった、などとしている。その結実がくだんの大手ホテルチェーンの客室に置かれた同チェーンCEOの歴史観の開陳であろう。 こう考えると、戦後営々と続けられてきた「平和教育」の高らかな叫びは、何万回を費やしても無意味だったのかもしれない。そしてその空疎な掛け声は、「他者性」を強調するがあまり、『この世界の片隅に』の2時間を超克することはできないのである。幾万の「反戦」「平和」を叫ぶより、『この世界の片隅に』を観よ。私が言えることはそれだけだ。 (※一部抜粋) ト、 l } i / ~"''〜、/´ ⌒丶 ミ ヽ ` 、 l 、 , l i l i l l i/ l l 从 i l /! イ l 从 ヽ そもそも戦時下とか原爆投下直後の世界というのが非現実ですし ! ! それに加えてゲンがこちらの言葉を借りるなら『スーパーマン』的存在ですし } l ノ そうなればますます現実感と乖離してしまって他人事と捉える傾向が強くなるのも仕方ないのでしょうね 人 i l=≦ 専門的なことはともかくこの辺りを意識した上でいつか『この世界の片隅に』を観ておきたいです イニ`、 人 ! …どうして先日の放送をスルーしてしまったのでしょうか(小声) . 、. .∧ 入 . . .\∧ i. ヽ . . . . . . .\ 、 . `、 . . . . . . . . .个. . ム
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