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A violent epilogue, to me the most peaceful end. 

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568 :以下、名無しにかわりまして一人でお送りします(北海道) [sage saga]:2019/07/28(日) 22:38:56.70 ID:Z0KsuTino
「障害者の命に価値はないのか」今も私たちを苦しめる負のループ (月刊「創」) - オピニオンサイトiRONNA
https://ironna.jp/article/8140

 あの事件を受けて、可哀想だね、価値のない命なんてないのに、なんであんなことをするんだろうねって、みんな口々に言うけれども、じゃあ「なんで重度障害者の命に価値があると思うんですか」と逆に聞くと、ちゃんと答えられる人はいないんですよ。

なぜその命が大事なのか。命が大事だということは、学校の道徳とかで習うけれども、なぜ大事なのかは習わないんですね。そんなものは一緒に生きていく中で感じとることだけれども、共に生きる環境がないから感じ取れないし、誰も教えてくれない。その中で起きた事件なので、背景には複雑な環境があるのだろうけど、起こるべくして起きた事件なのかなと私は思っています。

 あの事件が起きたあと何が変わったかというと、一番思ったのは何も変わっていないということかなと思います。変わったことと言えば、重度障害者という人達が集まる施設があって、そこに障害者がたくさんいるんだということが世の中にちょっと広く知れたということですね。

 でも障害者の命の価値を考える機会にはなっていないし、植松容疑者が本当に狂った人で、あんな危ない人を野放しにしておけないから、精神科病院や刑務所に早く入れてほしいと思う人が多いんでしょうね。危ない人、よくわからない怖い人をどこかに隔離しておいてほしいというのは、重度障害者の人は接し方もわからないし、ケアも大変なので施設に入れておいてほしい、という考え方と全く一緒なんです。

 そういう負のループというか、人手もお金もかかる重度障害者という人がいて、その人達の間で起きた事件というように、ちょっとどこか他人事な受け止め方が多いのではないでしょうか。国民一人ひとりが自分にとってどういう影響があるかと、自分に結びつけて考えていけていないんじゃないかなと思います。

(※一部抜粋)


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       l  l   i/          
       l  l 从        
        i l /!          2016年に発生した植松事件を受けて人工呼吸器ユーザーの海老原宏美氏に対して行われたインタヴューより抜粋したものです
イ     l 从  ヽ          結構長めの記事でなおかつ印象的な部分が多かったのですが
       ! !              中でもこちらで触れられたポイントが特に刺さりました
  }     l   ノ         読んでいてなんだか凄くごちゃついた重たい気持ちにさせられて考えが纏まらないので特に何も言いませんが
 人    i l=≦             とにかくちょっと貼っておきましょうか
イニ`、  人 !              
. 、. .∧  入              
. . .\∧   i. ヽ            
. . . . . . .\ 、 . `、         
. . . . . . . . .个. . ム        
569 :以下、名無しにかわりまして一人でお送りします(北海道) [sage saga]:2019/07/28(日) 22:43:56.34 ID:Z0KsuTino
――海老原さんたちは今、映画を作って自主上映を呼びかけていますが、どういうきっかけでそれを製作したのですか。

海老原 もともとこの映画を作ろうと言い出したきっかけは、尊厳死法制化の動きがあって、何とかそれに反対したいということでした。私たちは人工呼吸器を使っている人たちの地域生活支援をやっています。尊厳死を法制化していこうという流れは長年あるのですが、この映画を作ろうとした直前に、にわかに盛り上がって、法律の案が出てきたんですね。

その案を読んでみると、医師は、患者本人が望まない延命治療を行わなくても責任は問われないと書いてあって、その延命治療の中に私たちが使っている人工呼吸器とか、経管栄養が入っていたわけです。自分の死を自分の望むタイミングで選ぶというのはすごく美しい言葉に聞こえるんですけれど、私は、本当に死にたい人はこの世にいないと思っています。死にたいと言っている人はたくさんいますが、それはこんなふうに生きたいという思いが強いが故に、それが叶えられないから辛くて死んでしまいたいと言うのだと思うんですね。だから、まず社会を変えるとか、安心して生きていける環境を整えていくことが先なんじゃないの、という思いが私たちの中に強くあります。死にたいと言った言葉だけをパッと取り上げて、じゃあ殺してあげようよというのは間違っていると思うんです。

それを伝えるためにどうしたらよいかを色々考えました。まず人工呼吸器をつけて生きるってどんなイメージですかと聞くと、集中治療室でたくさんの管につながれて、意識もなくて会話もできなくて、ただ死を待つだけというイメージが皆さんの中で大きいんですね。私たちみたいに普通に地域で呼吸器を使いながら生活している人もいる一方で、そういうイメージだけが先行してしまっている。そういう現実が怖かったので、まずは自分たちの生活を見てもらい、知ってもらって、その上でもう一回考えてというふう社会に投げかけたいと思ったのです。それが映画を作ったきっかけですね。

(※一部抜粋)


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       l  l 从        
        i l /!         
イ     l 从  ヽ          >>568の記事の最後です
       ! !              個人的には凄く漠然とした…それこそこちらで海老原氏が言っているようなイメージを抱きつつ
  }     l   ノ         「そんなん死なせてあげた方が色々な意味でいいだろ…」みたいな感じで安楽死・尊厳死を肯定していたのですが
 人    i l=≦             そこに一石投じられたので取り敢えず貼っておきましょう
イニ`、  人 !               具体的にはちょっと纏まりそうにないですし
. 、. .∧  入               纏めるにしてももうちょっと考えるための材料がいりそうな感じですから今はスルーということで…
. . .\∧   i. ヽ            
. . . . . . .\ 、 . `、         
. . . . . . . . .个. . ム        
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