過去ログ - 【叫ぶような声も】能力者スレ【無痛になっていく】
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7:タオ=イーレイ ◆auPC5auEAk[saga sage]
2018/08/09(木) 00:31:42.11 ID:ROo/6Q+F0
>>5

――――ッ

【――――冷や汗が、額から滴り落ちるのを、イーレイは感じていた。この口ぶり、もう間違いないだろう】
以下略



8:名無しのパー速民[saga]
2018/08/09(木) 14:54:39.57 ID:xLeI5wdYO
>>6

【悲しげな少女の横顔、憂いの彩りは墨染に似て、緋寒桜の風情をその頬白に浮かべて見せた】
【続く色合いは新雪に近く、それでいてその下に覆い隠した蕾が、咲き誇る頃合を待って】
【《羊飼い》は落ち着いた表情を保ったまま、少女の言葉に耳を傾けているだろう】
以下略



9:名無しのパー速民[saga]
2018/08/09(木) 15:28:34.37 ID:xLeI5wdYO
>>7

【イーレイの戦慄、鋭利過ぎる刃物は時に使用者を傷付けてしまう、正しくその作用であった。聡明な頭脳が恐怖を理解する】
【優れた感性と知性が狂気を導く仕組みであった。そうあってしまう事を誰も責められない、不運であったのはその知能が所以】
【物事を正しく認識する事もまた、歪んだ認知を強める手助けになってしまう事を理解出来るだろうか】
以下略



10: ◆S6ROLCWdjI[sage]
2018/08/09(木) 16:47:58.90 ID:iLYpaivE0
//いちおつです!



【――――――<harmony/group>、地下室】
以下略



11:タオ=イーレイ ◆auPC5auEAk[saga sage]
2018/08/09(木) 17:00:13.36 ID:ROo/6Q+F0
>>9

(――――天使や悪魔、神や魔王に、鍼って効きますかねぇ……?)

【たとえ相手が世界最強の人間だろうと、それがこの世なる生物であれば、相応に立ち回るだけの自信は――――傲慢も含めて、イーレイにはあった】
以下略



12:名無しのパー速民[sage saga]
2018/08/09(木) 17:10:10.80 ID:xSkVyWoQ0
>>10

【――――ちりん、と、鈴の音がした】
【それは誰かの声とよく似た音。そしてまた、彼女が長らく身に着けていた鈴と同じ音。だけれど、その音がするはずはなかった】
【だって相手はそれを見に付けていなかった。そしてまたこの場所にあの少女はいないはずだった。だのに。だのに――ちりん、ちりん、と、聞こえて来る】
以下略



13:名無しのパー速民[saga]
2018/08/09(木) 17:27:04.03 ID:xLeI5wdYO
>>11

【或いは奇妙な雄弁さを持って、イーレイは語るのだろう。それを満足そうに嵯峨野は眺めて】
【皮膚を蹂躙する指先の感覚。たおやかな指先を持ってして、貴女の神経を根こそぎ奪い取るように】
【耳の裏側と首すじと、触診でもするように触って見せた】
以下略



14: ◆S6ROLCWdjI[sage]
2018/08/09(木) 17:27:05.25 ID:iLYpaivE0
>>12

………………………………?

【撫ぜられる感覚をはっきり認識するのにも時間がかかった、だってここに来てから】
以下略



15:タオ=イーレイ ◆auPC5auEAk[saga sage]
2018/08/09(木) 17:53:41.72 ID:ROo/6Q+F0
>>13

っ……ふ、ぁ――――ッ

【指が撫ぜる。耳を撫ぜる。首を撫ぜる。滑らかに、手慣れた手つきで、温かく、ゆっくりと】
以下略



16:名無しのパー速民[sage saga]
2018/08/09(木) 18:22:40.56 ID:xSkVyWoQ0
>>14

【顔にかかる髪の毛を優しい指先がそっと退かす。そうしたらちょっと揶揄うみたいな温度で頬も撫でるんだろう。柔らかな歌声も刹那止んで】
【小さく笑うような吐息。また歌ってやる。自分もいつか聞かせてもらった歌声だった。――蛇の神様に歌ってもらった子守歌。だから、人間の言葉じゃないけれど】
【かといって蛇に言語はないから。だからそれは蛇の神様にしか歌えない曲で間違いないんだろう、信仰を得て言葉を手に入れた蛇から見た、世界のかたち】
以下略



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