過去ログ - 【叫ぶような声も】能力者スレ【無痛になっていく】
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タオ=イーレイ
◆auPC5auEAk
[saga sage]
2018/08/09(木) 00:31:42.11 ID:ROo/6Q+F0
>>5
――――ッ
【――――冷や汗が、額から滴り落ちるのを、イーレイは感じていた。この口ぶり、もう間違いないだろう】
【どういう事情なのかは知らないが――――この嵯峨野という男、人間ではない。しかも、魔海の住人達とも、趣が違う】
【何か――――この世界そのものの理から外れた存在。それを差しての「部外者」なのだろう】
【どうやら自分は今、想像以上にとんでもない相手と対峙しているのだと、理解させられた――――これは神と言うべきか、それとも悪魔と言うべきなのか】
……やれやれ、参りましたよ。まさかそんな連中が、私の前に姿を現すなんて思いもしませんでしたからねぇ……
私はただ、私の手の届く範囲で、私にとって都合の良い世界を作って、その中で生きてこうと、そう思ってただけなんですが――――どうも、そうはさせてくれないみたいですねぇ……
【恐らく、自分程度の腹芸では、彼には通用しないのだろう。それは公安という意味でもそうだし、そして人ならざる存在という意味でもそうだ】
【こうなったらもう、シャッポを脱ぐしかないだろう――――洒落た訳ではないが、イーレイは事実、己のつば広帽を脱いで、肩をすくめていた】
そりゃあ、半ば公然の秘密みたいなもんだとも思いますけどねぇ、どうせあのカミスシティだって、あんたたちにとっては、お熱いスポットなんでしょ?
あれに、あんたたちの息が全く掛かってないなんて――――ッ、――――!?
【今の動乱に、公安が全く絡んでいないという事は、もう考えられない。ただでさえ、『黒幕』と『円卓』の綱引きの事も、朧ながら耳にしているイーレイの事だ】
【公安の中でだって、その機微は働いているはずだし、ましてや散々な喧々諤々の果てに生み出されたカミスシティもまた、公安の仕事の対象になっていないとも、考え難い】
【――――そこまでを頭の中で整理した時、ふと思考が別方向に開けた事を感じる】
(――――まさか『あの子』……妙にそっちの事情に詳しいなと思ったら――――もしかして『そういう事』ですか……!
――――こりゃ、次に会ったらたんまりとそこのところ、聞かせてもらわなきゃならないですねぇ……)
【そもそも、その情報がどこからもたらされたのか。そしてその情報源の不確かさ――――2つのキーワードを結び付けた時、ふと頭の中で何かが弾けるのを、イーレイは感じる】
【だが、それそのものは――――この場には関係のない事だ。後々の事として、今は捨て置く――――】
……そりゃどうも。これでも機を見るに敏な目を持ってないと、こうまで上手くやってはこれなかったもんですからねぇ……
ただ――――なぞかけに、更に謎かけですか……目端は利いても、そんなに頭が回る方じゃないんですけどねぇ
【どうやら、カチューシャと嵯峨野――――『黒幕』か『円卓』か、どちらの人間かは分からないが、そこに共に属している人間というのは、間違いないようで】
【だが、それを『元手』にして、わざわざ接触を図ってきた理由と問われると――――流石にここからは、想像だけで答えるしかない領域だろう】
――――それを知ったうえで、私に何らかのリアクションを――――いや、リアクションなんて受動態じゃなくたっていい……アクションを起こしてもらいたいから、ですねぇ?
なら、ま……オーソドックスなところで言えば、お仲間の誘いって奴ですか? ……けど、これじゃまた、陳腐なんて言われかねませんねぇ……
……何か、それ以外に求めるものでもあるんですかねぇ?
【イーレイの結論はそこに落ち着いた。共闘、もしくは雇用、それでなくても何らかの、自分たちに有益になるためのアプローチを求めている、と】
【なんなら、何らかの情報を求めての接触、その果てには尋問――――そんな可能性までも有り得る、と――――特定しきれなかった事を逆手に取り、さも「全ては想定内」と言わんばかりに振舞って】
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