過去ログ - 【叫ぶような声も】能力者スレ【無痛になっていく】
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13:名無しのパー速民[saga]
2018/08/09(木) 17:27:04.03 ID:xLeI5wdYO
>>11

【或いは奇妙な雄弁さを持って、イーレイは語るのだろう。それを満足そうに嵯峨野は眺めて】
【皮膚を蹂躙する指先の感覚。たおやかな指先を持ってして、貴女の神経を根こそぎ奪い取るように】
【耳の裏側と首すじと、触診でもするように触って見せた】


──── 例えキミが一流の技術を持っていたとしても、僕がここ迄興味を持つ理由にはならない、そこには相応の役があるのさ
そう、正にその一点につきる訳なんだよね。キミはもう十分に《繋がり》を得ている。それは観測されてしまった事実なんだ
ならばこそ、然るべき手を引かれキミは舞台の上に上がらなければならない、その役に相応しい存在として。

今の人生は『役不足』だよ。僕は心の底からそう思っている。
キミは既に出会ってしまい、そして全ての源流を観測している。況や、此処から起きる出来事を演繹的に辿れるはずさ
だから僕はキミに会いに来た。


"偶然は歪められる" ──── 観測者の手によって、それは呆気なく


【漸く彼は手を離した。その手の温もりが未だ残っているだろうか】


キミが望むのなら僕は《公安》の存在として便宜を図る事が出来る、客としてキミの元へと送ることも可能だから
その与えられた舞台で好きに踊るといいよ、その帰結に僕の狙いがあるんだし

──── もう一度思い出してごらん、キミは既に重要な役割を果たしている


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