過去ログ - 【叫ぶような声も】能力者スレ【無痛になっていく】
1- 20
502: ◆zO7JlnSovk[saga]
2018/08/30(木) 22:26:28.15 ID:59JYIIzIo
>>487

【空想から虚実を経て、現実へと舞い戻る、話の展開はさながら神曲じみては居たが、思いの外大胆に】
【外堀から埋める後藤のロジック、然りと言葉を重ねるのにリーイェンもためらいは無かった、けれども】
【暫し沈黙を返す、望まずとも与えられる加虐に似ていた】
以下略



503: ◆S6ROLCWdjI[sage saga]
2018/08/30(木) 22:34:01.79 ID:41OD3myL0
>>498

…………………………ッ、

【ぎち、と歯を食いしばる音を響かせた。握るなら、あの子よりもよっぽど細い輪郭をわからせるのだろう】
以下略



504: ◆zO7JlnSovk[saga]
2018/08/30(木) 22:34:33.78 ID:59JYIIzIo
>>496

【宵の影が伸びる落陽の果て、囀る声も徒に溶けた夢中夢の作用にも似て】
【ネオンを浴びた夜の群れ、鏤めた色取り取りのイミテーションに、微かな憂鬱すらも見果てぬ様に】
【揺れ動く心理の如く、残した心の行く先をその手で辿る様に】
以下略



505: ◆moXuJYo6C0cW[sage saga]
2018/08/30(木) 22:52:17.13 ID:gRNqNiY/o
>>504
ん……?

【最初に沸き上がったのは、言うまでもなく警戒であった。この状況のすべてにそぐわない】
【お世辞にも治安がいいとは言い難い、ニューロンシティの夜市の近く。それも路地裏】
以下略



506: ◆1miRGmvwjU[saga]
2018/08/30(木) 22:57:44.45 ID:Kh1W6Ydc0
>>502



「 ─── 無論ながら種々の隠滅は幾らでも出来たろうし」「だったら、"敢えてそうしなかった"と考えるべきかな。」
以下略



507: ◆zO7JlnSovk[saga]
2018/08/30(木) 23:17:51.39 ID:59JYIIzIo
>>505

【──── 彼女はと言えば、その頬に柔和な笑みを浮かべて、真っ直ぐに男を見つめていた】
【透き通った瞳であった、純度の高い水が掌を空かしてしまう作用に似て】
【硝子細工の眼鏡越しに注がれるだけでも、全て見透かしているかの様に】
以下略



508: ◆zO7JlnSovk[saga]
2018/08/30(木) 23:18:25.04 ID:59JYIIzIo
>>506
/はーい! 長時間お疲れ様でした!


509: ◆1miRGmvwjU[saga]
2018/08/30(木) 23:30:38.41 ID:Kh1W6Ydc0
>>503

【好きになれないのは恐らくそいつも同じだった。 ─── 同族嫌悪? いやいやそんな筈はない。】
【ただイカれ具合で言えば自分もこいつも大差ないんだろうと確信していた。そのくらいで丁度よかった。真っ当な神経してて得はしない仕事だ。】
【意地の張り合いはどちらが解くともなく終わって、 ─── 白百合のような手指には、紅く腫れ上がる残月の痕迹が、5つほど残るのだろう。お互いに何も言わぬまま。】
以下略



510: ◆moXuJYo6C0cW[sage saga]
2018/08/30(木) 23:39:34.29 ID:gRNqNiY/o
>>507
【その瞳は、やはりあのクラブで見た上流階級の誰とも違っていた】
【あまりにも透明な、水面がそこにあるのかと見誤ってしまいそうなほどに】
【眼鏡の奥から注がれるその視線は、己の闇の中に隠した矮小な本性を、すでに透かしているかのようだった】

以下略



511: ◆zO7JlnSovk[saga]
2018/08/30(木) 23:51:42.89 ID:59JYIIzIo
>>510

【而るにこの試みは戯曲で、例えるのなら詩のない慟哭に近いのだろう】
【フードの下にある異形、彼女の双眸は其れを捉えて確かに、色をくすませる】
【絹糸の様な柔肌に奔る緊張、頬に浮かぶ艶の色合いは、語り部たる雫の所以】
以下略



512: ◆S6ROLCWdjI[sage saga]
2018/08/30(木) 23:55:13.89 ID:41OD3myL0
>>509

【笑われるのが気に食わなかった。あの子を傷つけたくないから嫌だ、くらい言ったらどうなんだって思った】
【自分からそうしろって言ったくせに。自分で自分が何を考えてるんだか、よくわからなくなって、腹が立つ】
【そこまで考えて――もうなにを言われても腹が立ってしまうんだろうな、という結論に至る。むなしい。溜息を吐いて】
以下略



1002Res/2049.80 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice