過去ログ - 【叫ぶような声も】能力者スレ【無痛になっていく】
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504: ◆zO7JlnSovk[saga]
2018/08/30(木) 22:34:33.78 ID:59JYIIzIo
>>496

【宵の影が伸びる落陽の果て、囀る声も徒に溶けた夢中夢の作用にも似て】
【ネオンを浴びた夜の群れ、鏤めた色取り取りのイミテーションに、微かな憂鬱すらも見果てぬ様に】
【揺れ動く心理の如く、残した心の行く先をその手で辿る様に】


ごめんあそばせ、──── お聞きしたい事がございますわ
新楼市とは此方で宜しかったのでしょうか、お聞きしていたよりも、些か雑多ではありまして
けれども確かに此方の方向だと伺ったのですが……困りましたわ

いきなりの無礼をお許しくださいまし、何分一人旅に慣れておりませんの


【紫苑混じりのプラチナブロンドの長髪を、シニヨンでセミロングの長さにまで纏めて】
【胸元の膨らんだ、袖の無い白のハピットシャツの上から、素肌を透けさせる黒のレースのカーディガンを羽織る】
【シャツのフリルの上には黒いリボンタイを垂らして、ミニ丈のフレアスカートから黒いストッキングを覗かせる】

【紫苑色の双眸に理知的な眼鏡を掛けた姿は、瀟洒な貴婦人を思わせるだろうか】
【両手を包む白い手袋、袖口から覗く素肌の白と溶け合う様に、そうして彼女は大男を見やる】
【大きな瞳は少女の様に可憐さを保って、その奥に女性特有の柔らかさを秘めていた】

【──── 明らかに場違いな雰囲気の女性であった、身に纏う雰囲気は上流階級のそれで────】


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