過去ログ - 【叫ぶような声も】能力者スレ【無痛になっていく】
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480: ◆1miRGmvwjU[saga]
2018/08/28(火) 01:40:46.00 ID:fo2M162g0
>>479

【相変わらずの薄ら笑いは、 ─── "事実としてボクは勝っているじゃないか"という意味か。それとも、"何の勝負についての話"という意味か。】
【あからさまな害意に対して怯む事はなかった。触れるなら溶けてしまいそうな真白さの頬を緩めて、くすりと音もなく華やぐ吐息を漏らすのなら】
【人心を冒す甘い香りが微かな身振り手振りにも付き纏う。ふと其れが差し向けられるのなら、誰かを手篭めにするには十分な芳しさを含んでいた。】
以下略



481: ◆S6ROLCWdjI[sage saga]
2018/08/28(火) 02:00:18.64 ID:FMj5DAz40
>>480

…………、…………。……こういうのばっかり引っ掛ける。いやだもうあの人、
……………………申し訳なさそうにするくらいなら最初ッからやるなって伝えといてくれません?
今再会したらうっかり刺し殺してしまいそうな気がします。腹立たしいことこの上ないんで。
以下略



482: ◆1miRGmvwjU[saga]
2018/08/28(火) 02:25:02.89 ID:fo2M162g0
>>481

【蓋し正論であった。「そう伝えておくよ。 ……… あの子だって今も、元気にしてるから。」そして屈折した内心もまた、理解の及ぶ所であった。】
【であれば"あの子"に対して、本当にそいつは伝えるのみに留める。 ─── それで"あの子"が思い悩むなら、いつまでだって繰り言を聞いてやるのだ】
【困ったような苦笑は存外に少女を悪からぬ思いで見ているようだった。たいせつなひとが恩義を持つ人間であれば、同じようにたいせつにしてやりたい。絆も、誰かも。】
以下略



483: ◆S6ROLCWdjI[sage saga]
2018/08/28(火) 02:47:09.91 ID:FMj5DAz40
>>482

【それでいいと言われるんなら特に何も言うことはない。頷く、頷くんだけれども】
【やっぱりひどく不機嫌そうな顔をしていた。ごく単純にミレーユのこと個人的に気に入らないだけみたいであって】
【「所属」することに何も不満はないなら、本当に不満点はそこだけだったし、…………であるなら】
以下略



484: ◆zO7JlnSovk[saga]
2018/08/28(火) 09:41:25.91 ID:ccjRRnDMo
>>475

【何の気なしに零す後藤の言葉、身柄を捉えたその手腕に内心賛辞を送りつつも────】
【空恐ろしいとさえ思うのだろうか、恐らく数段は、他の組織よりもその行動の迅速さに無駄がない】
【それはつまり "外務" として存在しているが故の機敏さか、それともその所属している課員の優秀さか】
以下略



485: ◆1miRGmvwjU[saga]
2018/08/28(火) 23:27:23.55 ID:6Qv4roJ30
>>483

【やってしまった。そう理解するのは相手の言葉を受けてからだった。誤解を生む表現に頭を下げる人間の気持ちが分かった。であれば続くのは弁解であり、】
【「やっ特別じゃないって訳じゃなくて、実際キミは特別だと思うし、けれどそのボクは本当に特別っていうか ─── ああもうッ。」然し、綴る言い訳は要領を得ずに】
【なれば面罵も甘んじて受ける覚悟であった。 ─── それでも、苦々しげな表情に込めるのは、「そこまで言わなくっていいじゃないか」と反駁したげな一抹の不服さ。】
以下略



486: ◆S6ROLCWdjI[sage saga]
2018/08/29(水) 00:08:06.23 ID:b6wepNv30
>>485

【「……裏通り使って行きます」。不機嫌を隠すことなく、振り返るもせずすたすた歩いて、「家」に辿り着いたなら】
【曰く奥のほうにある部屋は自室だから入らないでほしい。他のところなら別に構わない、とか言って】
【さっさとシャワールームに籠ってしまうんだった。「……夕月さんの部屋は、そっちです」。去り際に言い残す】
以下略



487: ◆1miRGmvwjU[saga]
2018/08/29(水) 22:00:08.03 ID:yulifd4J0
>>484

【"彼女"の結論は肯綮に中っていた。 ─── 本質からして彼らは、人皮を被った狼である。最大多数の最大幸福を追求する公機関であるという点を除けば】
【禁じ手知らずの迅速激烈を旨とする点において、墓暴きと同質の組織であった。犠牲者を出さなかったのは、出す必要がなかったからに過ぎない。】
【道理があるのならば誰であろうと何時であろうと何れだけであろうと殺せるのが、後藤たちの本質だった。 ─── リーイェンがその喉笛を戒めるのも、然るべきこと。】
以下略



488: ◆1miRGmvwjU[saga]
2018/08/29(水) 22:39:39.62 ID:yulifd4J0
>>486

【少なからず虫の居所は悪かったが、流石に剥き出しの悪意をぶつける程の容積ではなかったし、そこまでそいつは子供ではなかった。「どーも。」ただ言い残して】
【誰かの家に特有のにおいが嗅覚に浸透していく。やさしい人の温もりを感じつつも、それでいて確実に余所余所しいにおい。故に幾らかは、自分で塗り替えてしまったにおい】
【その出所が気になったのかもしれない。 ─── リビングに踏み込む。そうしたら否応なく、あの子の部屋だという空間も目に入る。ストッキング越し、フローリングの感触さえ畏まっている気がして】
以下略



489: ◆S6ROLCWdjI[sage saga]
2018/08/29(水) 22:57:04.55 ID:b6wepNv30
>>488

【モノを食べる元気があるなら安心したらしい。それでも牛乳を要求されれば少し、眉間の皺を復活させて】
【「ないです。一人暮らししてるとすぐ腐らせちゃうんで」 ――有無を言わさずお茶をマグカップに注ぐ】
【お揃いで買ったものらしかった。同じカップを、佳月も使っていた。それで一口二口、唇を潤すように飲んだら】
以下略



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