過去ログ - 【叫ぶような声も】能力者スレ【無痛になっていく】
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485: ◆1miRGmvwjU[saga]
2018/08/28(火) 23:27:23.55 ID:6Qv4roJ30
>>483

【やってしまった。そう理解するのは相手の言葉を受けてからだった。誤解を生む表現に頭を下げる人間の気持ちが分かった。であれば続くのは弁解であり、】
【「やっ特別じゃないって訳じゃなくて、実際キミは特別だと思うし、けれどそのボクは本当に特別っていうか ─── ああもうッ。」然し、綴る言い訳は要領を得ずに】
【なれば面罵も甘んじて受ける覚悟であった。 ─── それでも、苦々しげな表情に込めるのは、「そこまで言わなくっていいじゃないか」と反駁したげな一抹の不服さ。】
【白磁の頬を微かにむくれさせつつ、然るに少女の言い分には、多少なり憮然としたような色合いをもって返答するのだろう。持ち上げた左手、これ見よがしにひらつかせる。】


「 ……… んじゃあ暇だし、ボクもついてくことにするよ。」「差し当たり、込み入った話は向こうでしよう。」
「 ──── キミもまだまだ、聞きたい事はあるだろうし。」「 ……… なんでもぶつけてくれて構わないからね。」


【ぶつけ返さないとは限らないけれど。 ─── そこまでを、そいつは言わなかった。表向きは笑うような声音でありつつも、】
【根底には幾ばくかの陰険さを隠していて/それでいて隠そうともせず、隙を見せれば「全くどうしてあの子はキミなんかと ─── 」とでも、言い出しそうで】
【であるに向ける脚先は二人仲良く揃える結果となった。話は聞いていた。昔住んでいた家があると。置き忘れたものも、ないではないのだと。】
【「 ……… そのカッコで、表通り歩けるの?」恐らく、歩けない。分かっていて聞いていた。ならば行く先は路地裏になるのだろうか。いずれにせよ】
【何か皮肉の一ツでも言えば躊躇いなく切り替えしてきそうな距離感のまま、ふたりは行くべき所に行くのだろう。 ─── 恐らくそいつは、躊躇いなく上がり込む。待つ間、茶菓子を勝手に食べるくらいには横柄に。】


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