【枯れても走ることを】能力者スレ【命と呼べ】
1- 20
196:名無しのパー速民[sage saga]
2019/05/06(月) 00:36:11.53 ID:JqGEkMs70
>>195

【限界を超えた駆動に悲鳴を上げる身体――しかしながらその刹那、それを凌駕するほどの高揚によって、イストは痛みを忘れていた】
【自分でも制御できず放たれる一閃、その重みが消えてゆく。その貌に浮かぶのはやはり、この女らしい場違いな笑みなのだ――】

以下略 AAS



197:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(不明なsoftbank)[sage saga]
2019/05/06(月) 01:28:41.53 ID:2duC5ev70
>>196
【酸鼻極まる光景と、それに相反する、無邪気な仕草】
【幾百、幾千の夜の孤独が、如何様にこの幼子の正気を蝕み、この凶行に至らしめたかは、部外者である彼女には知る由もないことだ】

【だが、類推することはできる。寒さに凍える夜。ほんの一時の、体温を持つ人間の暖かさ。死ねばやがて喪われる熱。ぶり返す孤独】
以下略 AAS



198:名無しのパー速民[sage saga]
2019/05/06(月) 01:57:47.93 ID:JqGEkMs70
>>197

【朔夜が席に付いても、なんら異変は起こらないだろう。ただ朔夜がもし、姿見の方を向いたならば】
【その鏡の中でだけ、白骨死体のある席にあの少年が居て、嬉しそうに朔夜へ笑いかけるのが見えたはずである】
【飲み食いを行っても体に異常はない。――黄泉路に囚われるなんてこともなく。ただ、甘さとほろ苦さが口腔を満たすだろうか】
以下略 AAS



199:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(不明なsoftbank)
2019/05/06(月) 02:01:22.92 ID:2duC5ev70
>>198
//お疲れ様でした。お付き合いいただきありがとうございましたー!


200: ◆KP.vGoiAyM[sage]
2019/05/07(火) 02:16:05.19 ID:SUNGDIGM0
>>193

あんなぁ…お前は本当に…

【頭を抱え、自分の髪を掻きながらなんとも残念そうに彼は言う】
以下略 AAS



201: ◆zlCN2ONzFo
2019/05/09(木) 21:47:55.96 ID:H4FTfFYv0
>>174

「安堵するがいい、本当さ」
「君は、いや、我々はそう成れる」
「……そして、世界が、我々の実力の前に平伏するだろう」
以下略 AAS



202: ◆Kh0dBGYsiPBw[sage saga]
2019/05/10(金) 00:15:57.81 ID:EaKy239Z0

>>201

【ふ、と笑みを浮かべた道賢。善弥は安心したような表情を浮かべて微笑んで】

以下略 AAS



203: ◆zlCN2ONzFo
2019/05/10(金) 01:14:54.30 ID:yOZJg/io0
>>202

「では、部屋に……我が妻よ、愛しい人よ」
「始めようか、我らが国盗りを」

以下略 AAS



204:名無しのパー速民[sage saga]
2019/05/14(火) 20:50:11.91 ID:lHlXGZ4e0
【――青空の向こう側の向こう側までも晴れ渡ったある日のことだった、あるいは何もかもが皮肉のように世界が煌めくのは、初夏に浮かれる日差しの作用にほかならず】
【なれば澄み渡る青空も真っ白に浮かぶ雲も、――――ほんの少し人間のための道を外れる、たったそれだけのことで見えなくなるのだから、ずいぶんと世界は簡単なものだった】
【だからきっと世界だってこんなにも簡単に滅ぼせてしまうのに違いなかった。だって見上げる空はもう色濃く茂る葉っぱの影の色、からりと爽やかな気候すら、気づけばじっとりと纏わる湿度にすり替えられて】

【――――そこは櫻のごくありふれた田舎町の一つだった。観光地めいた場所など一つもなく、外から人の来ることすらほとんどないような場所は、それでも、ごく立派な川の、その傍らにあり】
以下略 AAS



205: ◆S6ROLCWdjI[sage saga]
2019/05/14(火) 21:21:07.26 ID:cDuJcACk0
>>204

【――登っているうちに辺りは暗くなり始めていた。だのに足音が聞こえていた、がさ、がさり】

【今更会えるなどとは思っていなかったけど。いなかったけれど、どうしたって、願ってしまうから】
以下略 AAS



206:名無しのパー速民[sage saga]
2019/05/14(火) 21:41:15.50 ID:lHlXGZ4e0
>>205

【けれどその"神聖"は、決して彼女を拒みやしないのだろう。それが如何様な理由であるのかは知れなかった。――誰も真実を述べる者がいないのだから、仕方がないとはいえ】
【だってもはやこの山に神様などというものは居やしないのだ。そんな神様は滅んでしまって久しいのだ。だから、今ここに満ちる神聖はただの残り香、誰も踏み入らぬからこそ、残るだけのもの】
【なればいつか薄れてしまうのかもしれなかった。けれど、それはだいぶ未来の出来事のようにも思えた、だって、町の人はあんなにも今でもこの山に入ると呪われてしまうと信じている】
以下略 AAS



1002Res/2899.93 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice