201: ◆zlCN2ONzFo
2019/05/09(木) 21:47:55.96 ID:H4FTfFYv0
>>174
「安堵するがいい、本当さ」
「君は、いや、我々はそう成れる」
「……そして、世界が、我々の実力の前に平伏するだろう」
【彼の一瞬の笑みに浮かべた感情は、果たして何であったのだろうか……】
【返答は、その細く白い指に指輪を嵌めながらであった】
【そして、指と同じく細りとした身体を抱き寄せ】
【顔を近づけ、拒まれる事が無い意思を確認したのなら】
【ゆっくりと、口づけをする】
【それは、時が周辺が鼓動を止めたのかの様に、長く感じたのかも知れない】
「永久に愛そう、死が二人を分つまで」
【次第に、指を絡め、舌を絡め】
【互いの上気を、決して咎める者は無く】
「船に上等な部屋を用意してある、許されるならば、今夜はそこに泊まると良い」
【そう、少女の耳元で囁くのであった】
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