202: ◆Kh0dBGYsiPBw[sage saga]
2019/05/10(金) 00:15:57.81 ID:EaKy239Z0
>>201
【ふ、と笑みを浮かべた道賢。善弥は安心したような表情を浮かべて微笑んで】
【時が止まるかの様に永く感じられた口付け】
【死が二人を分かつまで──】
【紡がれた甘い言葉】
【薄らと浮かべられた涙】
【その才を見出だされた"あの日"と同じくらいに、黴臭い蔵から祖父を解放し尚且つ分からず屋だった"あの人達"を殺してやった"あの日"と同じくらいに、もしかしたらそれ以上に、きっと嬉しくて】
【ならば、先を逝くのが『貴方』であるならばその黄泉路まで伴をするのだろう】
【そうして、先を逝くのが『自分』であるのならばきっと、地獄の業火がその身を焦がす刹那までその愛を信じ続けるに違いなくて】
【(だって、新しい"家族のかたち"をくれた男(ひと)、なんですもの──)】
【誰にも見咎められぬ逢瀬】
【囁かれた耳元までもが薄紅に染まっていたのはきっと逆上せからだけではなくて】
是非、そうさせていただきます
元々少し休暇をいただく予定でしたもの
一晩姿が見えなくとも気にされないでしょう
【薄紅に染まる目元。緑青がゆらりと揺れたのならば】
【愛慾の几帳は下ろされて──】
【名残の後朝、その先に待つは栄華か失墜か】
【其は未だ何人も識らず──】
/こんな感じでしょうか!
/絡みありがとうございました!
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