134:名無しのパー速民[sage saga]
2019/05/04(土) 15:04:50.82 ID:hplBwCVT0
>>131
>>132
【揺れる、揺れるーー少女らを乗せて】
【少女が乗っていたのは一般の個室ではあったがそれでもその部屋は大変に美しかったーー足を踏み入れた瞬間、VIPルームと間違えたのではと疑うほどに】
135: ◆rZ1XhuyZ7I[saga]
2019/05/04(土) 15:14:18.72 ID:/q2u4W020
>>132
【やはり列車の内部に音はない、ただ規則的に列車が走行する音が聞こえるのみ】
【―――そもそもこの列車はどこへ向かっている?予定通り氷の国へと向かっているのだろうか?】
【それとも、向かう先は………】
136: ◆moXuJYo6C0cW[sage]
2019/05/04(土) 15:32:51.91 ID:pUZIhJHb0
>>135
何だ、これは……この列車は、どこに向かってるんだ……
【思わず口をついてそんな言葉が出た。どうやらまだまだあの探偵には遠い】
137:名無しのパー速民[sage saga]
2019/05/04(土) 15:50:56.12 ID:hplBwCVT0
>>135
>>136
ーーおばけ!?
138: ◆rZ1XhuyZ7I[saga]
2019/05/04(土) 16:04:47.49 ID:/q2u4W020
>>136
【受け流された鉄の棒は床へと突き刺さり、絨毯のような素材の床は難なく砕けた。】
【徐に放たれた一撃であったが見かけ以上に強力な威力を持っているようであった。】
【異形はゆらりと身体をのけ反らせると、赤く血走った瞳でギアを見てから一気に身体を前のめりにする。】
139: ◆moXuJYo6C0cW[sage]
2019/05/04(土) 16:25:45.02 ID:pUZIhJHb0
>>138
っ……!!
人間の力か、これが……!?
【いくら脆いとはいえ、鉄パイプの一撃は明らかに常人のものではない】
140:名無しのパー速民[sage saga]
2019/05/04(土) 16:48:09.70 ID:hplBwCVT0
>>138
>>139
ーーーーーーっ!!
141: ◆rZ1XhuyZ7I[saga]
2019/05/04(土) 17:06:36.06 ID:/q2u4W020
>>139>>140
【少女が放った硬質化した水は異形の胴へと突き刺さり、動きを止める。】
【無数の水の槍が突き刺さった場所からは赤く煮えたぎるような液体が止めどなく溢れる】
142: ◆L1hyTPHS6I
2019/05/04(土) 17:26:28.49 ID:WKtE7QYw0
>>133
【酒場】
【空腹に見舞われたため、来れば大抵の時間開いているこの酒場にやってきた】
【その少女は紫の髪と眼をし、黒いキャミソールとグローブとショートブーツに身を包んでいた】
143: ◆moXuJYo6C0cW[sage]
2019/05/04(土) 17:37:58.36 ID:pUZIhJHb0
>>140
>>141
!? 誰……いやありがとう!!
【その声を聞いてようやく、ギアは少女の存在に気づいた。当然驚きをもってその事実を迎えるが、すぐ意識を切り替える】
144: ◆rZ1XhuyZ7I[saga]
2019/05/04(土) 17:58:22.29 ID:/q2u4W020
>>143
【後方についてくる二人を横目で見ながら軍服の男は満足げに口元を緩める。】
【次の車両への扉を開ける、どうやらそこは食堂車のようであった。】
【カウンターの奥にある厨房には煙を吹くポッドが見える、まるで先程まで誰かがいたかののように。】
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