もしもシャミ子が葬送のフリーレンの世界に飛ばされたら
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[sage saga]
2024/11/01(金) 18:33:04.91 ID:4JAHijIv0
リリス「シャミ子や、さっきからうるさいぞ〜……ふあぁ、目が覚めてしまったではないか。今日も一日ゴミ拾いだというのに。隣の部屋で寝てる良とセイコも起きてしまうぞ」
シャミ子「……ごせんぞ」
リリス「どうしたのだというのだ、まったく。そんな虚空に開いた穴的なものに下半身をすっぽり丸呑みされた状態で……」
以下略
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[sage saga]
2024/11/01(金) 18:34:55.50 ID:4JAHijIv0
リリス「ふんぬー! ふんぬー! ダメだこれどんどん吸い込まれていく! 桃ミカン良子セイコー! 誰でもいいから助けてー!」
シャミ子「が、頑張ってくださいごせんぞ! うわあ首まで吸い込まれたタタタタ痛い痛い! ごせんぞツノ持たないで!」
リリス「もう持つ所ここしかないのだから仕方あるまい! というかなんでこんなことになっておるのだ!?」
以下略
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[sage saga]
2024/11/01(金) 18:36:05.07 ID:4JAHijIv0
ばたん!
桃「妙な魔力を感知したと思ったらシャミ子とリリスさんの声が――シャミ子、無事!?」
ミカン「ちなみに緊急事態なのでドアのカギは桃がノブごとねじ切ったわ!」(※あとで弁償しました)
以下略
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[sage saga]
2024/11/01(金) 18:37:12.45 ID:4JAHijIv0
桃「その目的地はどうやったら分かるの!」
しおん「うーん、シャミ子ちゃんの次元的な現在地が分かればいいから……例えばテレパシー電話が繋がれば逆探知できるけど……」
桃「よし、シャミ子のガラケーの番号はこの前教えて貰った……お願い、繋がって……」
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[sage saga]
2024/11/01(金) 18:38:07.38 ID:4JAHijIv0
ぐにっ
桃「うわっ、なんか踏んだ。シャミ子の布団の中に、何か……?」
リリス「……」
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[sage saga]
2024/11/01(金) 18:39:52.45 ID:4JAHijIv0
◇勇者ヒンメルの死から31年後 北部高原エルンスト地方
べちゃり
シャミ子「ほぎゃっ! 高所から落下したような痛みと衝撃が!」
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[sage saga]
2024/11/01(金) 18:40:40.49 ID:4JAHijIv0
ごせん像「話を戻すが、ここが地球でないというなら飛行機で帰るというわけにもいかん。桃たちが迎えに来てくれるのを待つのが得策だろうな」
シャミ子「でも異世界ですよ? そもそもここまでこれるんでしょうか……」
ごせん像「なーに、この前小倉を助けに異空間へ行ったであろう? いわばアレの応用問題みたいなものよ。時間は多少かかるかもしれんが軽い軽い」
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[sage saga]
2024/11/01(金) 18:41:20.61 ID:4JAHijIv0
シャミ子「そっか、この恰好ならブーツ履いてますもんね。でもさっそくおへそが冷えてきた……」
ごせん像「なのでさっさと移動するぞ。道が整備されているということは、どこか人里へ繋がっているということだ」
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[sage saga]
2024/11/01(金) 18:42:17.84 ID:4JAHijIv0
◇30分後
シャミ子「……行けども行けども草原です。人通りどころか、看板のひとつも立ってません。冒険者ギルドは? むやみやたらと美味しそうな料理が出てくる酒場は?」
以下略
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[sage saga]
2024/11/01(金) 18:43:19.64 ID:4JAHijIv0
◇街道 夕方
ごせん像「とかなんかとかやってる内に日が暮れてきたな……」
以下略
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