もしもシャミ子が葬送のフリーレンの世界に飛ばされたら
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[sage saga]
2024/11/01(金) 18:41:20.61 ID:4JAHijIv0
シャミ子「そっか、この恰好ならブーツ履いてますもんね。でもさっそくおへそが冷えてきた……」
ごせん像「なのでさっさと移動するぞ。道が整備されているということは、どこか人里へ繋がっているということだ」
シャミ子「なぁるほど! ごせんぞ頭いい!」
ごせん像「……お主ひとりでこちらに来ていたらどうなったのか、余はちょっと怖くなったぞ」
ごせん像「さて、一本道だが前と後ろ、どちらが人里に近いか……遠くに煮炊きの煙が見えるわけでも無し。判別できる要素が何もないな……」
シャミ子「あっ、それじゃあこれで決めましょう。<方向決めの杖>〜、ていやっ」
ぱたん
シャミ子「こっちみたいです。気休めですが、ミカンさんの心の中でウガルルちゃんを見つけた実績もあります」
ごせん像「うむ。まあ二分の一だし、気休め程度でも指針があるのはありがたい」
シャミ子「それじゃあ行きましょうごせんぞ! いざ異世界冒険の旅に出発です!」
ごせん像「うむ! 異世界を冒険か……そう聞くとちょっとわくわくしてきたな!」
シャミ子「ですよね! いいですかごせんぞ、まずは冒険者ギルドに登録というのが定番の流れです」
ごせん像「異世界に飛ばされること自体希なのに定番とかあるのか?」
シャミ子「いえ、最近杏里ちゃんに異世界モノをお勧めされまして……異世界では謙虚さを忘れてはいけません。じゃないと即座に追放されます」
シャミ子「褒められても舞い上がらず"まぞく、また何かやっちゃいましたか?"と――」
ごせん像「物語と現実をごっちゃにしてはいかんぞシャミ子よ……」
シャミ子「でも実際に異世界に飛ばされてるわけですし、すでにかなりのファンタジー事案だと思うのですが……」
ごせん像「それもそうか……よーし! 余は本当はSランクだけど面倒だからBランク枠とーった!」
シャミ子「あっ、ごせんぞズルい! それ私もやりたかったのに!」
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