不思議な女の子と、クリスマスイブを一緒に過ごした話。
1- 20
5:名無しNIPPER[saga]
2024/09/25(水) 23:36:54.92 ID:zGU0K/8Z0

中学に進学して、いつの間にかイジメを受けていた。
内容は、そこまで苛烈なものではなかった。

わたしの言うことは無視されたり、
以下略 AAS



6:名無しNIPPER[saga]
2024/09/25(水) 23:37:45.07 ID:zGU0K/8Z0

わたしは、担任から渡されたプリントの山を一瞥した。

机に積まれたそれらは、おおよそ一時間もあれば終わる量だった。

以下略 AAS



7:名無しNIPPER[saga]
2024/09/25(水) 23:39:41.08 ID:zGU0K/8Z0

教室にふたりきり取り残されたわたし達は、
しばらくしてすぐに書類の整理を始めた。

雑多に並べられたプリントを数字の順番にならべて、
以下略 AAS



8:名無しNIPPER[saga]
2024/09/25(水) 23:44:46.47 ID:zGU0K/8Z0

「ねえ。どうして手を挙げたの?」と彼女は言った。

「え?」
わたしは思わずワンテンポ遅れて返事をした。
以下略 AAS



9:名無しNIPPER[saga]
2024/09/25(水) 23:52:51.86 ID:zGU0K/8Z0

「早く終わらせたかっただけだよ」とわたしは答えた。

「終礼を?」

以下略 AAS



10:名無しNIPPER[saga]
2024/09/25(水) 23:55:33.99 ID:zGU0K/8Z0

「そっちは?」とわたしは何気なく訊いた。
どうしてそんな風に話しかけたのか、
自分でも理解は出来なかった。

以下略 AAS



11:名無しNIPPER[saga]
2024/09/25(水) 23:58:33.91 ID:zGU0K/8Z0

「んー。どうしてだと思う?」

「なにそれ? 自分のことでしょ」

以下略 AAS



12:名無しNIPPER[saga]
2024/09/25(水) 23:59:09.73 ID:zGU0K/8Z0

「あんた、自分の家族を殺したんでしょ?」

「……ん、まあね」

以下略 AAS



13:名無しNIPPER[saga]
2024/09/25(水) 23:59:45.12 ID:zGU0K/8Z0

「カオナシ」と彼女は言った。

「はい?」

以下略 AAS



14:名無しNIPPER[saga]
2024/09/26(木) 00:01:01.01 ID:rKG8UjHE0

「べつに誰に何て呼ばれてもいいけど。なんか、悔しいよね」

「悔しいって?」わたしはそのまま訊き返した。

以下略 AAS



15:名無しNIPPER[saga]
2024/09/26(木) 00:01:27.71 ID:rKG8UjHE0

「ねえ。冬休みは何するの?」
彼女は垂れ下がったきれいな髪を耳にかける。

「さあ。寝て起きて、たぶんそれだけ」
以下略 AAS



26Res/11.50 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice