33: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2023/01/13(金) 12:15:57.50 ID:fZboHQww0
そういえば、そんな話を歴史の授業で聞いたような、聞かなかったような……。
せつ菜「確かに建築物には多少当時の様式が使われている場所もあるそうですが……ダリア、セキレイ、ローズの3都市は近年で大きく姿を変えた都市と言われています」
34: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2023/01/13(金) 12:18:53.82 ID:fZboHQww0
しずく「こんなところでお会いできるなんて……!」
かすみ「うんうん!! 図鑑の共鳴音が鳴り始めたときはびっくりしちゃいました……!」
35: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2023/01/13(金) 12:19:53.11 ID:fZboHQww0
そう言いながら、かすみちゃんとせつ菜ちゃんがポケモンセンターに駆けていく。
しずく「……なんか、すみません。急にお誘いしちゃいましたけど……お時間大丈夫でしたか?」
36: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2023/01/13(金) 12:20:27.99 ID:fZboHQww0
栞子「冷たくて甘くておいしいです……! 外では、こんな食べ物があるんですね……!」
かすみ「え? もしかして、アイス……食べたことなかったの?」
37: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2023/01/13(金) 12:21:24.02 ID:fZboHQww0
せつ菜「なら……あそこしかないんじゃないでしょうか」
侑「……うん!」
38: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2023/01/13(金) 12:25:49.02 ID:fZboHQww0
侑「確か、こっちだよね」
せつ菜「はい!」
39: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2023/01/13(金) 12:35:39.72 ID:fZboHQww0
栞子「……! 翡翠の民をご存じなのですか!? 私は翡翠の巫女です……!」
花丸「なるほど。やっと、役割を果たすときが来たってことだね」
40: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2023/01/13(金) 12:36:21.64 ID:fZboHQww0
花丸「いつかその本に記されたことを求めてやってくる人がいると思ったからかな。……本は誰かに伝えるためにあるもので、それが失われるのが嫌だったから」
栞子「花丸さん……」
41: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2023/01/13(金) 12:39:05.77 ID:fZboHQww0
栞子ちゃんは本のページを捲りながら言う。
栞子「非常に肥沃な土地だったそうです……。……そのため、発展していて武力にも秀でた国……。……そんな大きな隣国が、まだ国が発足して間もないダリアの国を襲いました」
42: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2023/01/13(金) 12:40:19.97 ID:fZboHQww0
栞子「ですが、龍神様をやっとの想いで鎮めたというのに……そんな人たちが現れたら、次こそ、この地方は滅ぼされかねない。そう思った翡翠の民は……ダリア王家に彼らを抑えることを求めたんです」
しずく「……話が見えてきました。だから、ダリア王家によって、焚書が行われたんですね」
43: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2023/01/13(金) 12:41:17.66 ID:fZboHQww0
かすみ「え? なんですか? 有名人なんですか?」
歩夢「わ、私も知らない……」
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