38: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2023/01/13(金) 12:25:49.02 ID:fZboHQww0
侑「確か、こっちだよね」
せつ菜「はい!」
オトノキの史書コーナーに足を運び、背表紙の色が浮いている本『叡智の試しの至る場所』というタイトルの本を押し込むと──
──ガコン! という音が鳴る。
かすみ「ぴゃぁ!? な、なんですか……!?」
そして、上から降りてくる折り畳み式の階段。
栞子「隠し階段……」
しずく「こんなところに……」
侑「この上だよ」
私はみんなを引き連れて、上の階へとのぼっていく──
🎹 🎹 🎹
私たちが上の階にたどり着くと、
花丸「──チャレンジャー……じゃないね。侑ちゃんたち、久しぶりだね」
花丸さんは読んでいた本をパタンと閉じて、こちらに目を向ける。
侑「お久しぶりです!」
せつ菜「こうしてここを訪れるのは本当に久しぶりな気がします!!」
かすみ「あ、あれ……? マル子先輩……? どゆこと……?」
花丸「ここはダリアジムだよ。マルはジムリーダー。確かかすみちゃんは、にこさんとジム戦したんだったよね」
しずく「……ダリアジムはバトルの実力だけではなくて、それ以外の知恵も試すと言っていたのはそういうことだったんですね……」
かすみ「……どゆこと……?」
しずく「えっと……だから実はダリアジムは謎解きの要素があって……」
飲み込みの早いしずくちゃんが、かすみちゃんに説明する中、
栞子「あ、あの……!」
栞子ちゃんが前に出る。
花丸「こんにちは。貴方は?」
栞子「私、栞子と申します。……こちらにダリア王家が保管していた宝珠があるのではないかと思い、伺いました」
栞子ちゃんのその言葉を聞いて、
花丸「もしかして……翡翠の民の子ずら?」
花丸さんはそう返す。
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