34: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2023/01/13(金) 12:18:53.82 ID:fZboHQww0
しずく「こんなところでお会いできるなんて……!」
かすみ「うんうん!! 図鑑の共鳴音が鳴り始めたときはびっくりしちゃいました……!」
せつ菜「すごい偶然ですね……!! まさか、こんな形で5人揃うなんて……!」
しずく「はい! 私たち、今さっきダリアに着いたところなんですが……」
侑「ダリアに何か用事があったの?」
かすみ「今流行りの限定スイーツを買いに来たんですよ〜! これです! ダリアコットンアイス!」
そう言いながら、かすみちゃんがお菓子の箱を見せてくれる。
せつ菜「あ! もしかして、最近雑誌とかでも特集が組まれているやつですか!?」
歩夢「それ私も気になってたんだ……! アイスなのにわたあめみたいにふわふわだって評判のやつだよね!」
かすみ「そうですそうです! あのあのあの! 多めに買ったので、もしよかったら侑先輩たちも一緒にどうですか!?」
侑「いいの!?」
私たちは再会を喜びながら、思わずいつものような賑やかな雰囲気になる。
そんな中、
栞子「え、えっと……」
栞子ちゃんは突然のことに面食らって、動揺していた。
歩夢「あ、ご、ごめんね栞子ちゃん」
栞子「いえ……お知り合いの方たちなんですね?」
侑「うん! 私たちと同じように、ヨハネ博士から図鑑をもらった仲間のかすみちゃんとしずくちゃんだよ!」
私が栞子ちゃんに二人を紹介する。
しずく「初めまして、しずくと言います」
かすみ「あ、かすみんは〜超絶プリティーポケモントレーナーのかすみんですぅ〜♪」
栞子「初めまして、栞子と申します」
しずくちゃんと栞子ちゃんが恭しく頭を下げて挨拶しあう中、
かすみ「ふんふん……歳は同じくらいっぽい?」
かすみちゃんが栞子ちゃんをジロジロと観察し始める。
しずく「かすみさん……初対面で失礼だよ」
栞子「い、いえ……私は大丈夫なので……」
かすみ「栞子……じゃあ、しお子だね! よろしくね、しお子!」
栞子「しお子……?」
しずく「また勝手に変なあだ名付けて……。栞子さん、嫌だったら嫌って言って大丈夫だからね?」
栞子「い、いえ、大丈夫です」
栞子ちゃんはかすみちゃんの勢いにやや気圧され気味になっていた。
かすみ「っと……それよりもコットンアイスが溶けちゃう前に早く食べちゃいましょ〜!」
せつ菜「そうですね! ポケモンセンターのレストスペースをお借りしましょう!」
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