657: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/01(木) 11:04:06.71 ID:RGwRBCJA0
にこ先輩は肩を怒らせながら、奥へと歩いていく。
にこ「ちょっと今、一本連絡入れてくるから、そこで待ってなさい!! 逃げるんじゃないわよ!!」
658: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/01(木) 11:04:52.21 ID:RGwRBCJA0
再び読書に没頭するために、本を手に取るのだった。
659: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/01(木) 11:06:46.62 ID:RGwRBCJA0
にこ「それが芸がないって言ってんのよ。“サイコキネシス”!」
「チックッ!!!」
660: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/01(木) 11:08:54.39 ID:RGwRBCJA0
かすみ「ぐ、ぐぬぬ……!! 一旦逃げる!! ヤブクロン! 走り回って!」
「ブクロン!!」
にこ「あら、もう逃げの一手?」
661: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/01(木) 11:09:48.08 ID:RGwRBCJA0
「チチック…!!!」
にこ「よく耐えたって言ってあげたいけどね、エスパー技は遠距離だけじゃないのよ!!」
かすみ「!?」
662: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/01(木) 11:10:40.89 ID:RGwRBCJA0
「ト、トゲチッ!!!?」
にこ「え……?」
663: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/01(木) 11:11:58.30 ID:RGwRBCJA0
にこ「ず、ずるなのはどっちよ!!」
かすみ「ずる? これは対策って言うんですよ〜。いや〜こっちもにこ先輩が対策の対策をしてくるだろうなんて、わかりきってたんで、対策の対策の対策を仕込んできたんですよね〜」
664: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/01(木) 11:12:54.67 ID:RGwRBCJA0
にこ「なんかしょぼいことになってる……!?」
かすみ「“ドわすれ”をしたから、エスパー技もそんなに痛くないですよ!!」
665: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/01(木) 11:13:42.57 ID:RGwRBCJA0
かすみ「“とっしん”!!」
「ヤブクーーー」
666: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/01(木) 11:14:59.67 ID:RGwRBCJA0
かすみ「この勝負、もらいましたよ!!」
にこ「ぐ……!! こうなったら、止むを得ない……! 最後の手段よ、ペロリーム!!」
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