657: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/01(木) 11:04:06.71 ID:RGwRBCJA0
にこ先輩は肩を怒らせながら、奥へと歩いていく。
にこ「ちょっと今、一本連絡入れてくるから、そこで待ってなさい!! 逃げるんじゃないわよ!!」
かすみ「にこ先輩こそ、逃げないでくださいね〜」
にこ「〜〜〜っ!!! 絶対ぎったんぎったんにしてやる……!!」
そう言いながら、にこ先輩はジムの奥にある部屋に消えていきました。
なんか知らないですけど、バトル出来るらしいです。
ま、別にかすみんはジムリーダーが誰でもいいんですけどね? どうせ勝つのはかすみんですし。
そんな中で、私たちのやり取りを見ていたしず子が一言ボソッと呟いた。
しずく「……確かにこれはキャラ被ってるかも」
かすみ「……でしょ! でも、これで白黒つけてやるから! 真のアイドルトレーナーはかすみんです!」
しずく「……そういうことじゃないんだけどなぁ……」
かすみ「え?」
しずく「うん、まあ、気にしないで。ジム戦、頑張ってね」
かすみ「任せて!」
かすみんの実力見せつけてやりますよ……!!
💮 💮 💮
花丸「今日も平和ずらぁ……」
天窓から入ってくる太陽の光を浴びながら、今日も読書。
今日は挑戦者来るかなぁ……。
お茶を啜りながら、ぼんやり過ごしていると──prrrrと備え付けの電話が鳴る。
花丸「もしもし?」
にこ『花丸、ちょっといい?』
花丸「にこさん。何かあったずら?」
にこ『今、ジムに挑戦者が来たんだけど』
花丸「あ、はーい。いつ来てもいいように、準備を──」
にこ『私が相手することになったから』
花丸「ずら?」
にこ『それだけ、じゃあね──』
花丸「あ、ちょっと、にこさ……切れちゃった……」
なんか、事情が全くわからなかったんだけど……。
花丸「まあ……それならそれでいっか……」
マルは再びお茶を一口。
花丸「今日も平和ずらぁ……」
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