666: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/01(木) 11:14:59.67 ID:RGwRBCJA0
かすみ「この勝負、もらいましたよ!!」
にこ「ぐ……!! こうなったら、止むを得ない……! 最後の手段よ、ペロリーム!!」
かすみ「え!?」
にこ「“ミストバースト”!!」
「ペロ、リィィィィィィィィ!!!!!!!!」
「ブクロォォォォ!!!!?」
にこ先輩の合図と共に、ペロリームがピンク色の光と共に──大爆発した。
かすみ「ぎゃぁぁぁぁぁぁ!!? 何してくれてるんですかぁ!!!?」
にこ「ああなったらもう、死なばもろともよ……!!」
ピンクの爆炎が晴れると──
「ブ、ブクロン……」
「リィ〜〜〜ム……」
ヤブクロンとペロリームが2匹とも、戦闘不能になっていた。
かすみ「ぐぬぬ……あのままなら、勝ってたのはこっちだったのに……」
にこ「勝てないと踏んだら、相討ちを取りに行くのも立派な戦略よ」
かすみ「この卑怯者!! 恥ずかしくないんですか!?」
にこ「先に相討ち覚悟で突っ込んできたのはそっちでしょ!?」
かすみ「ぐぬぬ……」
にこ「さぁ、早く次のポケモン、出しなさいよ」
かすみ「そ、そっちこそ……!」
二人で次のポケモンを選択する。
ゾロアを出す……? いや、“イリュージョン”がバレている状態で、フェアリータイプのエキスパートと戦うのは、かなり苦しい……。
実質、最後の手持ちがやられたら負けと言っても過言ではない。
なら……ここでやりきるしかない。
かすみ「頼みますよ……! かすみんのエース!」
「──ジュプト!!!」
にこ「ジュプトルね。こっちはこの子よ!」
「──フィァ」
かすみ「ニンフィア……!」
にこ「へー、よく知ってるじゃない」
そりゃ知ってますよ……ヤザワ・にこのエースと言えばニンフィアなんですから……。
もちろん、今回のはジム戦用の個体でしょうけど……。
『ニンフィア むすびつきポケモン 高さ:1.0m 重さ:23.5kg
リボンのような 触角から 敵意を 消す 波動を 発して 争いを
やめさせる。 ひとたび 戦いとなれば 自分の 何倍もある
ドラゴンポケモンにも いっさい怯まず 飛びかかっていく。』
にこ「さぁ行くわよ、ニンフィア!! “ハイパーボイス”!!」
「フィアアアアアァァァァァァ!!!!!!!!!!!!!」
「ジュプトォ…ッ!!!!!!!」
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