198: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/07(月) 12:35:46.46 ID:HEs2RhQZ0
しずく「何?」
かすみ「あの人……なんか変じゃない?」
199: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/07(月) 12:38:31.54 ID:HEs2RhQZ0
お姉さん「コンテスト会場って……どっちかしら」
しずく「……へ?」
200: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/07(月) 12:41:44.32 ID:HEs2RhQZ0
💧 💧 💧
201: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/07(月) 12:43:50.57 ID:HEs2RhQZ0
しずく「──カリスマモデルの、果林さん……」
彼女は今やカリスマモデルとして、あちこち引っ張りだこの人気者──果林さんだった。
202: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/07(月) 12:45:35.72 ID:HEs2RhQZ0
しずく「私の気のせいじゃなければ……会場の照明の位置から、どこに立てばキュウコンの毛並みが最も綺麗に輝くかを計算しながら演技をしていた……」
かすみ「え、う、うそ……?」
203: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/07(月) 12:46:53.29 ID:HEs2RhQZ0
果林「さっきは会場を教えてくれてありがとう。お陰で助かったわ」
しずく「あ、あの!!」
204: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/07(月) 12:47:32.78 ID:HEs2RhQZ0
思わぬ激励を貰って、胸がドキドキする。
最後にさっきの女の子から、さらに強い視線を背中に受けた気がするけど……なんだか、どうでもよくなってしまった。
205: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/07(月) 12:48:37.94 ID:HEs2RhQZ0
>レポート
ここまでの ぼうけんを
レポートに きろくしますか?
206: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/08(火) 14:22:50.08 ID:YYNh6Lpr0
■Chapter011 『フソウエレクトリカルパニック』 【SIDE Shizuku】
207: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/08(火) 14:24:17.12 ID:YYNh6Lpr0
元気に鳴く2匹。そして、すでにボールから出て私の肩に乗っていたメッソンが──スゥッと姿を現して、
「メソッ」
208: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/08(火) 14:27:03.87 ID:YYNh6Lpr0
おじさんに手をふりふりしながら、『アーボわなげ』の屋台を通り過ぎる。
なんだかこうしていると、人気者になったみたいで気分がいいですね!
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