82:名無しNIPPER[sage saga]
2022/11/04(金) 09:52:05.50 ID:BxSLOj7g0
更新おつです
83: ◆vVnRDWXUNzh3[saga]
2022/11/04(金) 23:08:26.52 ID:g15duR2T0
そしてこちらには、最後の“ダメ押し”をできる札が未だ一つ残っていました。
「山城、フレッチャーさん、トドメを!!」
「任せてください!……本来あの人たちの装備というのが気に食わないけど、姉様のお力になれるなら!!全弾射出、撃て!!」
84: ◆vVnRDWXUNzh3[saga]
2022/11/04(金) 23:12:26.48 ID:g15duR2T0
この、敢えて開かれた退路に施される“一計”。それがどれほど大きく戦果を拡大してくれるかは、かの黒田官兵衛を始めとした歴史上の名将達が幾度となく証明してきました。
「山城!」
「心得ております!航空隊全機、発艦開始!!」
85: ◆vVnRDWXUNzh3[sage saga]
2022/11/04(金) 23:18:53.27 ID:g15duR2T0
『ヌゴッ!!?』
『ガッ、ガガァアアア………!!』
〈テキカンニメイチュウ、ソンショウダイ!〉
86: ◆vVnRDWXUNzh3[sage saga]
2022/11/04(金) 23:44:46.26 ID:g15duR2T0
《《魚雷、発射!!!》》
雷撃報告は、無線を通して両者からほぼ同時に発せられました。十数秒の間を経て、綾波達が砲撃を浴びせている敵前衛の向こう側で立ち上る幾本もの水柱と爆煙。
電探上に表示されている敵艦隊群の反応、その最後尾部分で両側面から次々と赤点が消えていきます。最終的に、その数は30前後にはなったでしょうか。
87:名無しNIPPER[sage saga]
2022/11/07(月) 09:57:21.81 ID:7Vyc5Dga0
更新おつです
局所的有利は取れていますが戦局的にはいまだ不利ですよね
指揮系統が維持してるので八頭身提督は健在と思われますが
ポジハメ艦長の容体が心配
88: ◆vVnRDWXUNzh3[saga]
2022/11/16(水) 22:06:44.07 ID:W1WHWUQU0
その傾向は、今この場で最も旺盛な“戦意”を漲らせているであろう2人についても変わりませんでした。
《…………りょうかーい》
《はぁ〜〜い………》
89: ◆vVnRDWXUNzh3[sage saga]
2022/11/16(水) 22:10:36.45 ID:W1WHWUQU0
一応、国連“海軍”所属部隊が【学園艦棲姫】へ至る海路の各所に臨時の洋上補給拠点を続々と建築はしています。
が、拠点といいつつ実態は補給物資をありったけ詰め込んだドラム缶が綾波たち艦娘が使う水上航行ユニットを改造したものの上に纏めて置かれただけのもの。
量の面でも安全性の面でも、決して“あること”を前提にして考えて良い代物ではありません。
そう考えると、最低限の継戦能力維持のためにある程度弾薬や燃料の節約を考えなければならないのは扶桑さんの仰る通りでしょう。
90: ◆vVnRDWXUNzh3[sage saga]
2022/11/16(水) 22:12:45.64 ID:W1WHWUQU0
これが、“父島鎮守府総旗艦・扶桑”か。そんな、戦慄にも似た感嘆と畏敬の思いが、綾波の胸を満たします。
僅かな所作から、敵艦隊の狙いや次の動きを即座に見抜く洞察力。
不測の事態にも動じず、寧ろ策に盛り込み利用できる応用力。
91: ◆vVnRDWXUNzh3[sage saga]
2022/11/16(水) 22:14:57.95 ID:W1WHWUQU0
「それにしても、【特派府】艦隊………ですか」
「なぁに?なんか文句でもあるわけ?」
「おう、そうだぜ!ナメんじゃねーよチキショウめ!!」
92: ◆vVnRDWXUNzh3[sage saga]
2022/11/16(水) 22:18:42.70 ID:W1WHWUQU0
故に、我々【特派府】艦隊の任務は基本的に近隣の巡回と「はぐれ艦隊」を発見した際の掃海作業、後は偵察程度に留まります。
万一主力級艦隊と接敵した場合、基本的には即座に撤退後遠巻きの監視態勢へ移行。前述した任務の兼ね合いで“偶然にも”泊地に停泊している本土の艦隊か、これも“たまたま”米軍との合同海外演習を行っていた自衛隊所属の艦娘艦隊が対処する形を取ります。
仮に交戦するとしても基地航空隊や現地の空軍と連携しながら進軍を遅滞させるための牽制がせいぜいで、本格的な艦隊決戦が指示されることは滅多にありませんでした。
取り分け艦娘戦力の充実が著しいここ2年ほどは、「偶然主力級の艦隊が泊地に入港して中だった」状態を“安定して”作ることが出来た為、そもそもそれを検討する必要性自体起こり得なかったのです。
311Res/557.96 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20